1990年 / 米 監督:ミック・ギャリス CAST: アンソニー・パーキンス、オリヴィア・ハッセー ヘンリー・トーマス、ウォーレン・フロスト |
<STORY>
母殺しをテーマにしたラジオの聴取者参加番組に、エドと名乗る男からの電話が入り、過去に彼が自分の母親を殺し、ほかにも殺人を犯したかも知れないと話しだす。彼が母親から受けた溺愛と虐待、そして性の目覚めとガールフレンドについて聞くうち、番組に出演していた精神科医リッチモンド博士は、電話の主が30年前に殺人事件を起こしたノーマン・ベイツではないかと思い始める。やがて電話からは次なる殺人予告が流れ出すが……。
<感想> 評価 ★2
もう「3」まで観てしまったら、完結編の「4」を観なしゃ~ない(ーー:)的感覚で鑑賞。
「3」のラストでノーマンが多量殺人を犯し、死んでいるはずの母親が剥製で部屋にいると言う事実まで明るみになり、「これで自由だ」と言う台詞を残して逮捕されたのに、「4」のスタート、ノーマンは出所しており、心理士の女性と結婚までしている・・・。なんだコレ?
「4」では、何故ノーマンが殺人鬼になったのかと言う少年時代からのカレと母親との異常な関係性をノーマンが語りながら、今の状況をラジオDJに語る設定になっいていました。
出所していたのは、精神異常と診断され、服役せずに精神科や心理ケア施設で数年を過ごし、矯正されたからだとか。しかし、施設で知り合った妻と結婚までし、やっとまっとうな生活をしていたのに、妻の妊娠をきっかけに、再びノーマンが妻を殺害したい欲望に苦しみだし、そのことをDJに語り出します。
その殺人したい理由は、自分の恐ろしいDNAをこの世に残すことにただならぬ恐怖を持ってしまい、妻を殺し、子どもをこの世から葬ろうと考えていると言うもの。
ん~・・・・
ネタバレにはなりますが、ラストはハッピーエンドの方向で落ち着く
ん~・・・殺された人たちが浮かばれんわっ
ウワサによるとHIVに感染がわかったことで、ノーマン・ベイツにケリをつけるためにこの映画を制作したとかどうとか・・・
アンソニー・パーキンスも「サイコ」でノーマンを演じて以来、ノーマンの亡霊に苦しめられてきたところはあったのかも知れませんね。
「4」のラストでもノーマンが言います「これで自由だ」と。
そう考えるとちょっと感慨深いものを感じました。
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