先日のこと

先週のことになってしまいましたが、神奈川から妹が2泊3日で帰省してきてくれました。

彼女は仕事もあるし、子どもも高校生と中学生なので、そう簡単に帰省できない状態ではありますが、父親が83才の誕生日を迎えて以降、この半年余りで3度も入院。
今は退院し、それなりに毎日を送っていますが、やはり以前よりは体力が落ちている感じです。
できれば、入院中の病床にお見舞いに来るのではなく、父親が元気なうちに帰省できないかと妹に相談していたので、彼女も時間を作ってくれたようです。

やはり、娘は可愛いのでしょう。
妹の帰省が決まってからは、笑顔も多くなりましたし、何よりも「それまでは元気にしておかんと！」と気力も復活してくれました。

私の発案で、市内の温泉旅館（クルマで30分弱）に家族で宿泊することも決まり、行ってきました。
家族旅行なんて、何十年ぶり？

私が高校1年になる春以来だと思います。
温泉に入り、美味しい日本料理を頂き、部屋からホタルを愛でる・・・
貴重な時間を過ごすことができました。

両親を看る立場になった私としては、これで何かあっても、妹も納得してくれるだろうと思います。

両親も満足そうでした。

妹が帰る時、父親は涙ぐんでいたそうです。

ん～・・・仕方ないですよね。

80代になっても、永遠に子どもは子ども。

神奈川県なんて近いと思うけれど、動けない両親にとっては、遠いところへ嫁いだ娘なんだと思います。

私に出来ることをしていこうと改めて思いました。