2002年/米 監督 :サム・メンデス CAST: トム・ハンクス、ポール・ニューマン、 ジュード・ロウ、タイラー・ホークリン、 ダニエル・クレイグ |
<STORY>
1931年、アメリカ・イリノイ州。
12歳になるマイケルは、父・サリヴァンの仕事に好奇心と疑問を覚えていた。
サリヴァンは町を牛耳るギャングの一員で、ボスのジョン・ルーニーには息子のように可愛がられていた。ある日、マイケルは父親とボスの息子・コナーが敵対するギャングの一人を殺害するのを目撃してしまう。現場にいた事が知られてしまったマイケルは、口封じのためにコナーに追われることに。サリヴァンは息子を守るため、組織に背を向けマイケルを連れて逃亡の旅に出る。始めはわだかまりのあった2人だが、次第に親子の壁を越えパートナーとなっていくのだが…。
<感想> 評価 ★4
初(!?)の悪役トム・ハンクス。
意外に凄みがあり、演技派な部分を見せてくれている。この映画こそ息子を持つ父親にぜひ見てもらいたいと思わせる重厚な映画。映画の中で成長していく息子役のタイラー・ホークリンくんも映画の魅力を増やしている。
「お父さんは僕よりも弟の方が好きだったんでしょ?」
子供が思う誰よりも僕(私)を愛していて欲しいと言う切実な想いが痛い。それと共に描かれるもうひとつの親子関係は、ギャングのボスであるルーニーと、その息子コナーとの関係。息子が悪いのだとわかっていても捨てきれない親の姿も身につまされる。
そしてもうひとつ、血縁関係はないものの、ギャングのボスに可愛がってもらったサリヴァンはボス・ルーニーと最後の最後で血縁に負ける。
映画を観ているうちに先のStoryは読めるが、それでも見るだけの価値のある作品だと思う。また、美形俳優のジュード・ロウがハゲ頭の殺し屋を演じている。
(私のジュードさまがぁ~)も楽しめるひとつかも
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