2002年/米 監督 :ウェイン・ワン CAST: ジェニファー・ロペス、レイフ・ファインズ、 ナターシャ・リチャードン |
<STORY>
NYの高級ホテルで客室係として働くマリサは、息子のタイとブロンクス地区の狭いアパートで暮らすシングルマザー。職場での昇進のチャンスにも躊躇するほど高望みせず地道に暮らすことを自らに課していた。ある日、同僚のちょっとしたおせっかいと運命的な偶然から、ホテルの宿泊客で上院議員候補のクリスと出会う。ところが行き掛かり上とはいえ、ウソをつく破目に。しかも、VIPの宿泊客キャロラインに成りすますことになって…。
<感想> 評価 ★3.5
ハッピーエンドを約束された先の読めるラブ・ストーリーなので安心してぼぉ~と楽しむコトができるところが魅力。
絵に描いたようなシンデレラ・サクセスストーリーだが人種問題をバックにブロンクス地区育ちのプエルトリコ系低所得階級のシングルマザーをジェニファーが自然に演技じていたところに好感が持てた。
監督は「スモーク」の監督。意外だったが全く趣の違う映画の中の「温かさ」は同じ。ジェニファーが惹かれる上院議員を演じるレイフ・ファインズは過去の作品で見せた「レッド・ドラゴン」の猟奇的犯人とは違うキャラを見せてくれている。本当に幅の広い演技ができる俳優である。
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