1993年/米 監督 :ジョナサン・デミ CAST: トム・ハンクス、デンゼル・ワシントン、 ジェイソン・ロバーズ アカデミー賞 主演男優賞=トム・ハンクス ベルリン映画祭 男優賞=トム・ハンクス ゴールデンブローブ賞 主演男優賞=トム・ハンクス |
<STORY>
一流の法律会社に勤めるエリート弁護士ベケットは、エイズであることが会社に知れ、突然解雇されてしまう。
彼は、不当な差別と闘おうと訴訟を決意するがカレの弁護を引き受けてくれる弁護士は誰もいない。
カレはやむなく敵であった黒人弁護士ミラー(D・ワシントン)を、訪れる。
ベケットの熱意にうたれたミラーは、法廷に立つことになる。
<感想> 評価 ★3.5
冒頭はフィラデルフィアの明るく穏やかな街を映し出す。こんな平和な街にも裏側では差別と偏見に苦しんでいる人がいる。ベケットがエイズだとわかった瞬間からの、哀れみと軽蔑の視線が哀しい。トム・ハンクスは渾身の演技で映画の中にぐいぐいと引き込んでいく。衰弱していくベケットを演じる為に13キロもの減量をしたらしい。
重いテーマだし、社会派映画は観にくいところもあるが、トム・ハンクスの演技力でソレを感じないまま映画は進む。法廷劇も楽しめたがラストはやはり哀しい結末にはなってしまっている。
コメント待ってます♪