1985年/米 監督 :シドニー・ポラック CAST: メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード、 マイケル・キッチン、クラウス・マリア・ブラウンダウア アカデミー賞作品賞・監督賞 ゴールデンブローブ賞作品賞・助演男優賞(クラウス・M・ブラウンダウア) |
<STORY>
デンマークの資産家のカレンは婚期を逃し新しい新天地を求めていた。幼なじみのブリクセン男爵は称号はあるが遊びに金を使いすぎて貧窮。ふたりはアフリカの地で新しい人生を歩もうと考え結婚を選んだ。しかし、愛し合って結婚したワケでないふたりは生き方も考え方もすれ違う上、ブリクセンは女遊びをし、勝手に始めたコーヒー栽培をするどころかサファリで狩り三昧の日々。想像と全く違う生活に孤独を募らせるカレン。その上、コーヒー栽培も巧く行っていなかった。そんな時、コールとデニスに出会う。
<感想> 評価 ★4
メリル演じるカレンの半生をアフリカの大地をバックに映像化した作品。
カレンと言うひとりの女性が生きた軌跡をアフリカの大自然と美しい音楽で綴る素晴らしい映画だ。この映画を初めて観たのは18歳の時。161分と言う長い映画に感動と言うよりもお尻が痛かった記憶しか残っていなかったが、アフリカの大自然だけは脳裏に残っていた。
30代となって再び見たワケだが、古さを感じさせず、逆にカレンをより理解出来た。それだけ私も人生を越えてきた証拠かも知れない。
強い女性に憧れる。カレンの人生は波瀾万丈だったけれど、心から愛せるデニスとの出会いで得たものも大きかったはずだ。
映画の中で、大自然の中でレッドフォードがメリルの髪を洗うシーンがとても好きだ。18歳の頃、そのシーンを素敵&エロチックに感じながらも、私も彼氏が出来たらシャンプーしてもらいた!と思った。
自由に生きるデニスを好きなのに、いつも待っているだけの寂しさと不安に耐えかねてデニスに結婚を詰め寄るシーンは、女性ならキモチがわかるのではないだろうか。
忘れた頃にまた見てみたいと思わせる素晴らしい作品です。
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