1998年/英 監督 :ギリーズ・マッキノン CAST: ケイト・ウィンスレット、サイード・タグマウイ、 ベラ・リザ |
<STORY>
1972年。25歳のジュリアは、8歳のビーと6歳のルーシー2人の娘を連れてロンドンからモロッコのマラケシュへとやってきた。 娘達は「ヒディアス・キンキー」という二人だけの秘密の呪文をささやき合いながらはしゃぎ、無軌道な母に呆れつつ子供なりに順応していく。しかし、安アパートで暮らす彼女達の暮らしは決して裕福ではなかった。 娘達の父親は妻子持ちの高名な詩人。彼からの養育費が頼りなのに、送金は滞りがちだ。 ある日、広場で大道芸をしている若者ビラルと出会ったジュリアは恋に落ち、彼の故郷の村や、湖畔のキャンプ生活を娘達と一緒に楽しむのだが、 彼女はヒッピーの友人から聞いたイスラム神秘主義に憧れ、その拠点アルジェリアに行きたがっていた。
<感想> 評価 ★1
映画の舞台になっているモロッコ/マラケッシュの異国情緒溢れる映像は魅力的。
モロッコ/マラケッシュっと言う街はヨーロッパ系の人にとっては不思議な魅力のある街なのだろう。詩人ランボーもマラケッシュに憧れ、死に場所をそこに求めたと聞く。
ジュリアの恋人を演じたサイード・タグマウイとビー役の娘はいい演技をしていたと思った。原作となったのは、心理学者フロイトの孫娘エスター・フロイトが、40歳代の頃に母と姉と過ごしたモロッコの思い出をもとにした処女小説で、映画と同じく原題は『ヒディアス・キンキー』、これは「不潔変態」としか訳せないような造語だが、 小さな姉妹が言葉遊びを繰り返すうちに“発明”した呪文のようだ。
よく理解はできない映画なんで お薦めはできないが、ハマる人はハマる映画らしい。
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