2003年/米 監督 :ゲイリー・フレダー CAST: ジョン・キューザック、ジーン・ノックマン、 ダスティン・ホフマン、レイチェル・ワイズ |
<STORY>
ある朝、ニューオーリンズの証券会社で銃乱射事件が発生。犯人は16人を死傷させ、最後に自殺した。この事件で夫を失った女性が、地元のベテラン弁護士ローア(ダスティン・ホフマン)を雇って、犯人の使用した銃の製造メーカー、ヴィックスバーグ社を相手に民事訴訟を起こす。被告側は、会社の存亡に関わるこの裁判に伝説の陪審コンサルタント、フィッチ(ジーン・ハックマン)を雇い入れる。フィッチは早速あらゆる手段を駆使し陪審員候補者の選別に取り掛かる。
<感想> 評価 ★4
話の軸の設定には無理があるかなと思うし、ラストも(ん~。そう言う理由・・・)と言う感想が残ってしまいイマイチなキモチは残るものの、今後日本でも導入される「陪審員制度」を扱った映画としては興味が持てたし、生まれてくるだろう陪審員コンサルタント業についても考えさせられた。2005年に入り、米国のマイケル・ジャクソンの裁判が話題になった。その報道でも思ったが、弁護団は裁判を有利に進めようと陪審員コンサルタントを依頼し陪審員を選出する。この考えは当事者に於いては当たり前の事だろうが選ばれた陪審員によって判決が左右される怖さを孕んでいる陪審員制度の意義って・・?私は考えてしまった。つまりはこの映画はサスペンスタッチで進むものの社会派映画だ。
そんなワケでレイチェル・ワイズ扮する謎のオンナ・・・・意味はあるんだけど映画自体を安っぽくしてる気がした。
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