リトルマーメイド　名古屋四季劇場（初）

2013年4月から上演が始まった「リトルマーメイド」。
東京だけの上演が続いていたけれど、昨年やっと名古屋にやって来ました
しかし！
遠征で四季は観ないと決めている私は、観ることはないだろうと諦めていたのだけれど
その私の背中をいとも簡単に押したのは、サクラさん(笑）でした～。
サクラさん曰く、「名古屋は近い」と。
その言葉に勇気をもらい(笑）半年前に取った観劇日が今日でした～。

諸事情でサクラさんとは名古屋高島屋前集合！
実は、昨秋に新幹線ホームを間違えた過去がある故、やや緊張しつつ新幹線でGO！

たったの36分で名古屋駅到着
名古屋ってマジ近い！
そして新幹線に乗るだけでちょっとした旅気分だ

名古屋メシの「櫃まぶし」をランチにいただき、
いざ！名古屋四季劇場へ

昨年10月にオープン
そのこけら落とし公演が「リトルマーメイド」

名古屋駅から徒歩10分ほどで、新幹線で見に来るにも便利な立地条件です

そんなワケで初見のリトルマーメイドは演目内容としては満足できる作品でした。
劇場が海の中になったり、海の上になったり、お城の中になったりするワケです。
ワイヤーロープでの海中シーンは、人魚が海の中を泳いでるようにしか見えないほど！
見応えのある演出だし、子どもたちも楽しめるように、笑わせるようなシーンも数多くありました。
場面がコロコロ変わるし、どんな大人数のカンパニーなんだろうか？と思っていましたが、総勢で24名！
ひとりが何役もやり、何度も早き替えが必要な体力勝負の演目だと思います。

個別にメインキャストについては・・・
名古屋出身の松元恵美さんがアリエル役。松元さんは私の抱いているアリエルのイメージ通りでした。
可愛らしくて、表情豊かで、お茶目。
他キャストのアリエルを観ていないけれど、歌唱力も含め、十分に満足できました。

エリック役は、玉木隆寬さん。失礼な言い方ですが、及第点の王子さまかな？
繊細でなく、どちらかと言うと男っぽい王子のイメージでした。
お二人とも、私の記憶の中では完全に初見だと思います。

セバスチャンは荒川務さん。
お久しぶりの荒川さんです(笑）安定感でした。
セバスチャンはいろんな場面に登場し、中々激しい役どころ。
「アンダー・ザ・シー」ではメインヴォーカルですし、ダンスもカニなのに激し目(笑）なのに、息が上がることなく歌い踊りきる！素晴らしいです。

私個人的には、この作品はダークサイドキャストが魅力だなと思いました。
個性的なダークサイドキャストが、アリエルとエリック王子、セバスチャンまで引き立てているのでしょう。

ダークサイドキャストのメイン、アースラは恒川　愛さんでした。
恒川アースラが登場し、歌い出した瞬間、一気に彼女の世界に変化します！
おとぎ話のダークキャストなので、ファニーなところもあって、素晴らしかった！
一気に恒川アースラファンです！！

アースラはタコなワケで、そのタコの腕の動きを演出するムラサキの黒子役は、目立たないけれど、とても重要な役どころ。アースラの腕の1本1本の表情を持たせる演出は、不気味さも加わり、ゾクゾクわくわくさせられました。
素晴らしい演出です。

その手下のウミヘビ2匹（ディズニーアニメでは、ウツボですが）フロットサムとジェットサムも最高でした！
高い声音で、ひゃひゃひゃと笑う媚びた感じが良いです。
あまりにも高い声音なので、途中で女性キャスト？と思ったぐらい。
ローラースケートを履いて、滑るように海の中を走りまわる演出もさすがです。
一和洋輔さんがフロットサムでしたが、カレは過去作品で見たことがあります。一時期、四季を退団されてた時もあったようですが、昨年から再び入団されたよう。イケメンなので、フロットサムももちろん観たいですが、今後は長身と端正な顔立ちを生かして、ジーザスなども挑戦してもらいたいなと思います。

座席の隣に、あり得ない客がいて正直不快な思いもしましたが、名古屋まで見に来て良かった！
そして、たぶん3月末の次回売り出し・・・ひとりでチケットゲットしちゃうと思います

あぁ～・・・遠征はしない！の誓いはどこへ～(笑）

本日のキャスト　2017/02/23