春、4月。
新学期が始まって新しい制服に身を包み、生き生きと通学する学生を目にする。
福山雅治の「東京にもあったんだ」を聴いて、私が実家の滋賀から大阪へ出てきた18歳の4月を思い出した。
厳格な父親との暮らしが窮屈で、高校を卒業したら実家を出ようと決めていたので、希望叶っての寮生活が始まった。
けれど現実は厳しく想像していた以上に他人との生活はツラかった。
エラそうに言ってたくせに世間のことを何も知らない甘ちゃんで洗濯するのも一苦労。
学校帰りにテッシュペーパーなどの生活消耗品を買って帰ることが物悲しくて、バイト帰りの21時前、JRを越える陸橋から滋賀県の方へ伸びる線路を見ては少し涙した頃を思い出す。
今では滋賀で暮らした年数よりもココで暮らしてる年数の方が長い。
クルマもあるし、運転できるし、お金も電車賃くらいいつでもあるから実家もそんなに遠いと思わなくなったなぁ・・。
コメント待ってます♪