2007年 / 米 監督 :ゴア・ヴァービンスキー CAST: ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、 キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、 ジョナサン・プライス、ビル・ナイ、 チョウ・ユンファ |
<STORY>
東インド貿易会社のベケット卿は、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れフライング・ダッチマン号を操り、世界制覇をもくろんでいた。海賊達は滅亡の危機に瀕していた。生き残る手段は9人の海賊たちを招集することだったが、9人のうちのひとりはジャック・スパロウだった。しかし、彼は現在「海の墓場」に囚われていた。
<感想> 評価 ★4
ジャック・スパロウ最終作は3時間の大作。前作2つと比べて迫力もアップ、お金をかけた感たっぷり。前作と違い、内容が濃すぎて何も考えずに笑えるエンタティーメントとは少々いかない。多少の基礎知識と相関図が頭に入っていないと少し混乱してしまうかも。なにせ内容が詰め込み過ぎているのだ。海の墓場で囚われの身になっているジャックの話。ディヴィ・ジョーンズと手を組んで世界制覇をもくろんでいるベケット卿の動き、フライング・ダッチマンとなって漂流しているウィルの父親を助け出す話、新キャラシンガポールの海賊:キャプテン・サオ・フェンの話、ウィルとエリザベスとジャックの三角関係(!?)の話にお決まりのブラック・パール号を奪い合うキャプテン・バルボッサとジャックの話e.t.c。それぞれが断片的に場面を入れ替えて話が進む。つまり、3作で1つの大きな物語となっているので「ワールド・エンド」だけを見るのはお薦めできないと言うこと。とは言え、ラスト40分ほどは一気に引き込まれたし意外な展開もあったし満足。
今回はキャプテン・バルボッサがニヒルでカッコイイ。いい味を出しているし、バルボッサのペットのお猿のジャックがとってもチャーミング♪
スパロウよりウィルとエリザベスとキャプテン・バルボッサの活躍が中心ぽいのがジャック・スパロウファンの私としては物足りなかったが。ジャックを味わうなら1作め。
※ジョニデがジャックの役作りの参考にしたと言うローリング・ストーンズの
キース・リチャーズがジャックのパパ役で登場している。
私はストーンズのキースと気づかなかったがこれから観る方は要チェック♪
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