2017年/ 米 監督:アンディ・ムスキエティ CAST: ジェイデン・リーバハー ビル・スカルスガルド ジェレミー・レイ・テイラー フィン・ウルフガード ソフィア・リリス |
STORY
1988年、アメリカの田舎町。病気がちの兄ビルが作った折り紙の船で、大雨の中外に遊んでいた弟ジョージが大量の血痕を残して行方不明になってしまう。
それから8ヶ月。夏休みを前に、町では子どもが行方不明になる事件が続発していた。そんな中、学校でイジメっ子たちからの執拗で酷いイジメに悩む、ビルの友だち7人は、次々に”それ(IT)”を目撃することになる・・・
<感想> 評価 ★4
スティーブン・キング原作の「IT」は、1990年にTVドラマ化。
今回は、そのリメイク版です。
子どもが主役のホラーと言うと、真っ先に出てくる作家はスティーブン・キングですよね。
いろんな角度から語れる作品なので、何をレビューしようか迷うところですが、
一言で言うと、「こわ恐ろしいけど、興味を惹かれる面白い映画」でした。
映画の中には<恐ろしい存在>がいくつか出て来ます。
学校ではイジメっ子の存在に苦しみます。彼らはイジメっ子なんて可愛いもんじゃなく、転校生ベンのおなかにナイフで文字を刻むなど、かなりのワル。
イジメられ組のビルたちは、彼らの餌食にならないよう考えて立ち回らなければなりません。
次に親の問題。
異常なほどの過保護、性的虐待、人種差別など、彼らは愛されるべき親との関係さえツライ日常なワケです。
ビルと友だち5人は、ベバリー、転校生のベンを加えた7人で、夏休みに、ビルの弟で行方不明になったジョージを捜しをはじめ、それぞれクラウン(ピエロ)の姿をしたペニーワイズと遭遇し、恐怖を体験していくワケです。
このペニーワイズが、ピエロなんですよね~。
サーカスの道化師、クラウン、ピエロ・・呼び名は色々ですが、白塗りの顔に赤くて丸い鼻は統一イメージです。
アメリカの子どもたちは誕生パーティーでクラウン(ピエロ)を呼んだりして身近な存在のようですけど、日本では珍しい存在です。
私もピエロはなんだか怖く、できれば避けたい存在です。
そもそも「ダークナイト」のジョーカーもピエロ風ですもんね?
このペニーワイズが、とにかく良い感じで不気味でした~
これもこの映画のヒットの原因だと思います。
ホラージャンルですけど、少年少女が夏休みの経験でひとつ大人になっていく様を描いた作品でした
映画のラストに「第1章」と言う文字がでます。
「第2章」、27年後に再び動き出すペニーワイズが見られるかも。
コメント待ってます♪
これ、1990年のを見た時に、さっぱり意味がわからずに、私の評価はゼロという手厳しいものでした。現代版はもっと見やすいのですかね。私も見てみようかしら?
昔のは、カニ道楽が何ででてくるんじゃと、私は自分のブログでぼろくそ。(笑)
そういった意味の話とは思わずでした。
なんさん
あ、なんさんの評価が最高レベルで悪かった記憶(笑)残ってます。
主人公7人の子どもたちが、この映画では魅力的に見えたのと、
ペニー・ワイズがミョ~に気味悪くて、なんだか高評価になってしまいました(笑)
でも、Storyのベースは一緒なので、ペニー・ワイズって結局なんやねん?なのは変わらないと思います(笑)