2006年/米 監督 :クリス・ヌーナン CAST: レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー エミリー・ワトソン、ビル・パターソン |
<STORY>
1902年、封建的な風潮が残る英国。身分の高い女性が仕事を持つことなど考えられなかった時代に、ビアトリクス・ポターは幼少期に出会った大好きな動物たちをモデルに、「ピーターラビットとその仲間たちの物語」を描く。32歳になったポターは、「ピーター・ラビットの物語」を何とか出版したいと願い原稿をウォーン商会に持ち込む。絵本に一目惚れしたノーマンが編集担当者となり出版することに。やがて、ノーマンと恋におちるが・・・。ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの半生を描く。
<感想> 評価 ★3.5
映画全体に英国が漂い、ピュアで一生懸命なポターに、彼女の幸せを自然に応援したくなるような作品でした。 この作品、キャストでほぼ8割が成功している印象です。 R・ゼルウィガーのポターは、チャーミングでピュア。彼女の笑顔でほんわかな気持ちになり、E・マクレガーのノーマンは、絵本への情熱・ポターに惹かれていく感情を自然に演じておりふたりが愛し合う過程はとても幸せな気分になりました。 こう言う実在の人物の半生作品と言うのは描き方がむずかしいと思います。ある人は、これは事実ではないと言うだろうし。けれど、98分と言う短時間で、ポターがピーターラビットを描くきっかけになった避暑地の自然や、良家の娘としての苦悩、ノーマンとの恋愛をうまくからめてあったと私は思いました。
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