「ロボット・イン・ザ・ガーデン」をライブ配信で観る!

劇団四季
劇団四季観劇記

劇団四季、初のライブ配信

2020年は、コロナウィルス感染に振り回された1年です(現在進行形)。
私も3回分のチケットがボツに

そんな状況下、劇団四季も新たな試みとして、ライブ配信をすることに

今回は、10月3日、東京・自由劇場で開幕した劇団四季新作「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。

私は関西在住なので、コロナ渦でなくても、東京に易々と観劇に行けない。
大阪四季劇場は現在、「リトル・マーメイド」がロングラン中。
京都劇場は休止のままだ。

四季の幹部の方々に知っておいて欲しい
関西の四季ファンは、ずっと新しい演目が来るのをただ、ひたすら待っていると言う現実を

そしてライブ配信を視聴した今、この形は地方在住の四季ファンにとって、大きなメリットになると実感しました
今回は四季オリジナルの演目だったので、ライブ配信できたのかも知れないけど、今後、キャッツ、アラジン、オペラ座の怪人、そしてやっと開幕する「アナと雪の女王」のライブ配信あれば、また観たいなって思ってます

ライブ配信の詳細

(1)2020年11月22日(日)13:00
(2)2020年11月23日(月・祝)13:00
上演時間 約3時間
※開演30分前より視聴ページにアクセスOK
※見逃し配信あり。
 各回で、配信翌日の23:59まで視聴可能

料金:3,800円(税込)※四季の会 特別料金なし

視聴方法:>劇団四季ライブチャンネル
     >U-NEXT
     >Rakuten TV
※ご利用の際は、「Play Video社」の会員登録(無料)が必要となります。「四季の会」およびidセンターの会員登録とは異なりますのでご注意ください。

オンタイムのみの視聴でないのがありがたいですね。
私は、やっぱり臨場感を感じたいので、オンタイムで観劇しました。

今後、ライブ配信が続くものと期待を込めて、【劇団四季ライブチャンネル】に登録しました。
登録した瞬間、【再生する】のボタンが上演30分前からクリックできるようになりましたので、迷うこと、悩むことなしでした。

感想

違和感は最初だけ

ライブ配信初体験でしたが、スムーズに接続、画像、音声乱れることなく、楽しめました。
劇場で観てるのと違って、臨場感は薄いだろうなと思っていたけれど、そう感じたのは最初だけ。
気がついたら、「ロボット・・」の世界に引きこまれてました。

”タング”が可愛すぎる

ロボットの”タング”は、斎藤洋一郎さんと長野千紘さんのふたりによって操作されます。
歌舞伎で言うところの黒子状態です。
最初こそ、それが気になったけど、ほんとに最初だけ。

タングはロボットだけど、表情があるんです。
目がとっても細かに動く。
当然、キャストが操作してるんだけど、タングの感情を表してる。
仕草も可愛いし、斎藤洋一郎さんのタングの声が良かったなぁ~。
黒子状態の斎藤さん、長野さんはタングの気持ちになってることが伝わった。
そしてどんどんタングが可愛くなってきて、タングに泣かされました。

ベン@田邊さんが、本気でタングを叱るシーンは、ロボットと人間の関係を越えて、父と息子、もしくは、大親友のような存在なのだと伝わるシーンでした。

もしかしたら、細かなタングの表情は、ライブ配信だからこそ感じられた部分かも。
座席は前の方でなければ、肉眼でその細かな動きは、見えにくいかも知れない。
そう言う意味じゃ、ライブ配信を観て良かったかも。

 

近未来の話しだけど・・

各家庭にアンドロイドがいて、家政婦的役目をする時代らしい近未来。
だからタングは時代遅れのロボットだ。
だけどベンは、タングにシンパシーを感じ、壊れかけたタングを助けるために、勇気を出して行動する。
ディズニーのようなおとぎ話しじゃなく、作品の内容が身近な話しです。
ベンとエイミー夫婦が離婚の危機になる原因だって、どっちの気持ちも理解できる。

ベンがタングに本気で怒る。
何があっても人に銃を向けちゃイケナイって。
そう言う真っ直ぐなベンをエイミーは好きなんだと思った。

きっといつか、本物の舞台を見に行けたらいいな。

 

2020/ 11/ 22 キャスト

ベン 田邊真也 タング(ロボット) 斎藤洋一郎
長野千紘
エイミー 鳥原ゆきみ ボリンジャー 野中万寿夫
カトウ 萩原隆匡 リジー 相原 萌
ブライオニー 加藤あゆ美 コーリー カイサータティク
デイブ 長手慎介 ロジャー 五十嵐 春
【バイプレイヤー】    
本城裕二 宮下友希 菅本烈子  
【アンドロイドダンサー】    
桒原 駿 塚田健人 渡邉寿宏  
武田恵実 佐田遥香 軽部智子  

 

 

 

 

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