2年前。喉頭ガンと聴いた時、神はナゼ彼の1番の魅力である声を取り上げようとするんだろうと思った。
私は彼の歌う声が好きだった。
街角で聴いても、どの曲をカバーしても 忌野清志郎になるあの声が。
去年復活したと聴いて、ガンと共存してこれからどんな曲を書いてくれるのだろうかと楽しみにしていた。
私がよく聴くFM802は、毎年春にアクセスキャンペーンソングを作ってヘヴィローテーションさせるのだが、今年は忌野清志郎が作詞、作曲、プロデュースをした「Oh!Radio」。
20人ものミュージシャンが交互にこの曲を歌っている。
歌詞が私の中高生の頃を思い出すようなナンバーで、CD化されないだけにラジオから流れるのを楽しみに聴いていた。
そんな時の訃報。
まさか58歳でいっちゃうなんて。
サヨナラとか言うきもちにはなれない。
もっともっと清志郎の歌声を聞きたかった。
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