山岳テントを買ったんです
山岳テントを担いで登る
コロナ渦で全く山行できないうちに、もう山登りは友だちと山メシを楽しむぐらいでいいや~と思うようになってました。
しかし、サクラさんの紹介で出会ったガイドさんや、友だちの病気など、人生について考えることがいくつかあり、【やれるうちにやりたいことをやっておかなきゃ】と思うように。
しかしこれまで4回山小屋泊をしたことがありますが、まったく良い記憶がない。
むしろ山小屋泊が嫌だからアルプスには登りたくない気持ちでした。
「山小屋が嫌ならテントを担いで行こう」
サクラ氏とホタル氏から言われ、(その手があったか)と。
迷いはあったけど、(年齢的にもやれるのはあと5年)と考え、一大決心したワケです。
金額や重さ、大きさなど、迷うこと数ヶ月。
買ったのは、【finetrackのカミナドーム2】
カミナドーム2にした理由は、二人用で最軽量、室内が広め、天井高いところです。
実際、カミナドームの中で座って着替えたり、用事をしたりするのに、かがむ必要は皆無ですから今のところ快適です。
テントの設営も、山岳テント初の私が簡単に建てることができます
(キャンパーだったのでテントの建て方を知ってる上、ペグ打ちの基本はわかってる程度の知識)
初登山テント泊は葛城山で練習会
できる限り不必要なものは持っていかないように・・・と思いつつも、珈琲を豆から挽いて淹れたいとか、ヘンなこだわりがあって持ち物はやっぱり多め。
その上、3月末だけど、山の夕方~朝は冷える故、防寒具も担いだため、総重量12キロを担いで登ることに。
廃盤になるらしく、今なら安く買えます(私も値下げのものを買いました)
1日目、登り
登りは、北尾根ルート
葛城山ロープウェイ第二駐車場(1回1,000円)にクルマを駐車。
そこからロープウェイ乗り場を横目に、登山口ゲートへ。
登りは北尾根ルートで登ります。
登るのに必死で写真をほとんど撮ってない(笑)
だけど、ザックに荷物を詰めた時の(これ担いで登れるのか?)と言う不安は、実際担いで歩き出すと以外にも、(案外イケる)に変化。
それほどツラさを感じず、3時間で葛城山テント場に到着。
テントも問題なくひとりで建てることができました
利用料大人ひとり300円
テント一張り 500円
以上、宿泊はたったの \ 1,100
ロッジのお風呂に入ることができ、ひとり500円でした
サクラさんを待ちながら、ぼぉ~としつつ、ひとりで山岳テントを建てるタイムラプス(笑)
夕食はサクラさんが担いできた鴨鍋
ロッジでお風呂に入ったあと、16時~夕食にしました。
今夜はサクラさんが担いできてきくれた【鴨鍋】です。
鴨鍋
そして山で飲むビールは最高
〆は蕎麦
頂上の夜はロマンティック
山の夜は早い。
3月の平日にテント泊する人なんていないだろうと、頂上で女ふたりだとビビってたら、男性2名、カップル1組もテント泊。
なんだか心強かったです。
夜の葛城山頂上
奈良県側の夜景 思ってたより明るい(笑)
大阪側の夜景
私の山岳テント
そして寒い、寒い、寒い夜を迎えることに。
底から冷えるのね
どうやら山頂の朝方の気温は0℃以下だったんだって。
確かに寒かったけど、私はサーマレストのマットのおかげで何とか。
サクラさんはかなり冷えたそう。
この先、秋の涸沢カールテント泊を想定するのに、良い勉強になりました。
2日目、下り
急ぐ山行ではないので、5時ころから起きて、日の出は諦め(めっちゃ寒かったから)
朝食はアレンジスープ
朝ごはんの担当は私。
今回は、今後のアルプステン泊を想定して、カゴメ 野菜たっぷりスープを使ったミネストローネを作りました。
これを使用
このスープ1袋にコンソメの素1つ、水を足して薄め(このスープはシチュータイプで濃い)、サラダパスタを折って追加しました。
ミネストローネとトースト
このあと、余ったスープに”さとうのごはん”を入れて、リゾット風にして食しました。
ん~、写真を撮るのを忘れたことを後悔。
リゾットにしたら、美味しかったし食べやすかったし、今後の山行にはありのメニューだと思います。このあと美味しい珈琲を入れてテント撤収開始。
下りは櫛羅の滝ルート
このようにルートが崩落、掘れた状態です
ルートの横の高い尾根を使います
櫛羅の滝
無事下山しました。
まずは成功
初登山テント泊、まずは成功です。
今後のアルプステン泊に備えて、あと1回は関西の山でテント泊して、夏に備えたいと思います。
コメント待ってます♪