ノートルダムの鐘 京都公演 (通算10回目)

劇団四季観劇記

月イチ”ノートルダム”、2月

月イチ★ノートルダム中、今回も違うカジモドにお会いできました。
2月のシートは2F。
大好きなのは1Fセンターだけど、一度俯瞰してノートルダムを見たいと思ったんです。
シートが変わると感じ方や気づきも変わるので、それはそれで意味はありますが、やっぱり同じならセンター前方がやっぱり最高ですよね。

公演期間:2022年12月18日(日)~2023年4月9日(日)

 

全体の感想

1ヶ月単位で観劇すると、割りとキャス変があって面白い。
私にとっては、今回の公演で初の、寺元健一郎@カジモドと、佐久間仁@フィーバスでした。
前回公演で、寺元さんも佐久間さんも同じキャスティングで観劇していますが、この4人の組み合わせははじめてでした。
今回は2Fからの観劇なので、これまでの感想とは少し違うと思います。

寺元健一郎@カジモドの凄さ

カジモド1枠にお名前が上ってると言うことは、今回の京都公演は寺元さんがメイン。
2019年11月にお会いしてから実に4年ぶり。

寺元@カジモドの魅力はやっぱり2幕からですよね、絶対。
モードが一気に切り替わる気がします。
1幕のカジモドは、勇気を出して道化の祭りに参加、ひどい目に遭い、そしてエスメラルダと出会う。
エスメラルダに恋心を抱くけど失恋。だけど愛することの意味と素晴らしさを知るのが1幕。
で、2幕の寺元@カジモドは大人に変化していく感じです。
何もできない自分に苦悩、失望するけれど、エスメラルダに助けを求められ、それに応えようとするカジモド。それが失敗し、心を閉ざすけれど、処刑されるエスメラルダを助けずにはいられない。
愛を知ったカジモドがフロローに言うの、「お前に愛の何がわかる?」って。
今回は2幕からの寺元@カジモドが圧巻でした。
これまであまり印象に残ってなかった「エジプトへの逃避」からもう釘付けでしたもん。
(思い出しても涙が出そう)
寺元@カジモドの「石になろう」は、ほんま1度は聞いて欲しい。
気がつけば、これまでになく泣いてしまった
ほんとうに心から感動しました。

山崎遥香@エスメラルダ

ほんとうにキレイな方だし、歌唱も素晴らしい。ダンスも。
あとはもう少し演技力だけだと思う。
それでも、12月に見た時より良くなってる気がします。
佐久間さんとの「いつか」ほんとうに1枚の絵のようでした

佐久間仁@フィーバス

スタイル、ルックス、歌唱力はほんとうに素晴らしい。
そして2019年の観劇より演技スキルがアップされた印象。
私は加藤迪さんオシなので、加藤@フィーバスの演技力の方が好きなので、そこはご了承を

野中万寿夫@フロロー

もうここまで来たら神の域。
私の中のフロローは野中さんで良いかと。
ほんとうに当たり役だと思います。

アンサンブル&クワイヤ

前回、”フィナーレ”の後半、カジモドがエスメラルダを救出して以降、キャストがカジモドメイクになり、カジモドがメイクを落とすときの賛美歌がたまらん感動したと言いましたが、今回も奥平さんの素晴らしい歌声に、京都劇場が教会になりました。
すばらしい
私も生まれ変わったら、歌声で人を感動させられるひとになりたいです(笑)マジで

大好きなノートルダムもあと2回。
ん~、神奈川まで行ってしまう勢いやわ~
12月「バケモノの子」開演で耐えよう、私。
加藤迪さんは今、名古屋でまさかのマンカス(まだやってくれるんだ)
フィーバスに戻ってくるかな。期待して待とう。

 

本日のキャスト

2022 – 12- 23 Fri

■初見 ★キャスト違い初見 ◎リターン

カジモド ◎寺元健一郎 フロロー ◎野中万寿夫
エスメラルダ ◎山崎遥香 フィーバス ◎佐久間 仁
クロパン 高橋基史    
       
【男性アンサンブル】   【女性アンサンブル】  
鈴木 務 ◎梅津 亮 ◎平木萌子 ◎近藤きらら
◎今村綱利 ■長尾哲平 ◎奥平光紀 原田真理
田口 睴(N■) 平山信二    
貞松 響 吉田功太朗    
       
【男性クワイヤ】   【女性クワイヤ】  
◎柳 隆幸 ◎篠田裕介 ◎相原れいな ◎高居洋子
澤村楽人 ■石井駿人 小藤恵理子 ■日和歩乃
楠木 稔 千葉晃樹 川目晴香 今野香澄
塙 康平 飯村泰志 玉置ともか 梁瀬彩加

 

コメント待ってます♪