月イチ”ノートルダム”、3月
今回から記事タイトルを、観劇したときの感想にすることにした(笑)
だからなに?って告知ですけど
全体の感想
今回もカジモドとフロロー以外は、初組み合わせの布陣でした。
今回の感想を一言で表現するとしたら、”道口@フロロー完成”です。
1月に見た道口@フロローとは違いました。
道口@フロローが完成
個人的感想ですが、前回(1月)観劇した道口@フロローは、アクのない、若いフロローで、何に苦悩しているのか、エスメラルダに心惹かれることに何故そんなに困惑しているのかがイマイチ伝わり切れてない印象でした。
もちろん歌唱も演技力も素晴らしいのだけど、魅力が薄いと言うか、共感はできないなーと言う感じ。
だけど今日は、道口さんにしか出せないフロローでした。
野中、川口、村、私が観劇してきたどのフロローとも違う、道口さんにしか出せないフロローを観ることができたと思います。
私が感じた道口@フロローはこんな感じ
愛する弟ジェアンが死んだのはジプシー女のせい。憎きジプシーをパリの町から排除することこそ使命と生きてきたフロロー。だが道化の祭りで魅力的なジプシー女性エスメラルダに出会い、意に反してどんどん惹かれていく。フロローはその気持を恋、愛と認めたくないが、だけど彼女を自分の側に置きたくて仕方がない。そこでフロローはエスメラルダに教会で暮らして神について学んではどうか?と提案する。彼女の信仰を手助けすることが自分の使命とすり替えた訳だ。だが、フロローは拒否されたどころか、自分の恋心、下心まで見抜かれてしまい逆上。ジプシーへの憎しみが更に増し、その結果、嫉妬心から処刑を言い渡してしまう・・・
こんな印象です。
この表現は、野中@フロローと微妙に違う気がするし、なにせ、一点の曇りもなく清廉潔白であることを誇りにしてきた道口@フロローが、エスメラルダに恋をしたことで気持ちを崩壊させてしまう感じが伝わりました。
これぞ、道口@フロローに完成形だと思います。
今日の、フロローソロ「地獄の炎」は圧巻で、鳥肌が立ちました。素晴らしかった。
山下泰明@カジモド
舞台に登場し、カジモドに変身した瞬間から泣けるのは山下@カジモドだけ
なんでだろ?ほんと泣けるのよ、理由なく。
可哀想なのとも違う。なんなんだろ。ただ泣ける。
ただ前回、2幕からギアを切り替えた寺元@カジモドを見てるので、悪く言うと1幕からずっと同じカジモドとも言えるけど。
山崎遥香@エスメラルダ
12月に見た時より確実に良くなってる!
演技力も増したと思う。
元々歌唱力は問題なく、ルックスも抜群だし、ダンスも上手い山崎さん。
演技力まで出てきてこれからが益々楽しみ。
佐久間仁@フィーバス
佐久間@フィーバスの魅力は、時折見せるチャーミングな仕草。
勝手に加藤@フィーバスの影響を良い意味で受け、演技の幅が広がった気がしています。
ルックスは素敵なので、バッグハグからのエスメラルダとの、「いつか」は浸りました。
白石@クロパン
白石@クロパンは2度めになりますが、私は白石@クロパンが好き。イメージに一番近いキャストです。
アンサンブル&クワイヤ
【本日のキャスト表】でもわかるように、アンサンブル、クワイヤキャストがこの1ヶ月で9割以上入れ替わりました。
ノートルダムの鐘ではアンサンブルがかなり重要なので、やはり前回見た印象とそれだけをとっても違います。
個人的には、やっぱり川原信弘さんが好き。カジモドに声をかけるシーンが好きです。
とって優しそうなんだもん。
今日もフィナーレの後半、皆がカジモドメイクをする時に歌う岩城あさみさんの賛美歌は最高でした。
もう劇場はノートルダム教会でした。
残りは4月のチケットのみ。
あぁ~何故にロングランにしないのだ?
永遠に京都にノートルダムの鐘がいてほしい。
もうお別れするのがツライです。
本日のキャスト
■初見 ★キャスト違い初見 ◎リターン
カジモド | ◎山下泰明 | フロロー | ◎道口瑞之 |
エスメラルダ | 山崎遥香 | フィーバス | 佐久間 仁 |
クロパン | ◎白石拓也 | ||
【男性アンサンブル】 | 【女性アンサンブル】 | ||
■野村数幾 | ◎奥田直樹 | ◎岩城あさみ | 近藤きらら |
◎光山優哉 | ◎町田兼一 | ◎町島智子 | ■松本菜緒 |
◎川原信弘 | ◎平良交一 | ||
◎手島章平 | ■松永涼吾 | ||
【男性クワイヤ】 | 【女性クワイヤ】 | ||
◎伊藤 力 | ■土井夏似 | ◎中村 侑佳 | 高居洋子 |
◎山口泰伸 | ◎澤村楽人 | ◎葛葉かな | ◎青柳歌奈 |
◎井上隆司 | ◎持木 悠 | ■吉岡和香奈 | ◎薄井美伽 |
◎和田ひでき | ◎橋元聖地 | ◎北野有希依 | ◎吉田瑛美 |
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