私の千秋楽
私の【毎月ノートルダムの鐘】がとうとう終わりました。
京都の開幕から4ヶ月余り。5ヶ月連続で観劇してきましたが、終わってしまった。
喪失感
何故にロングランにしないのだ?
東京にずっとアラジンがいるように、京都にずっとノートルダムをおいてくれ!
それぐらい私を心を動かす、時には魂を揺らす素晴らしい演目でした。
全体の感想
千秋楽まで残り4公演の状態でした。だからでしょうか?観劇してる私たちも、キャストの方々も、千秋楽を意識しているような熱を帯びた公演でした。
今日の公演はズバリ、バランスの良いキャストによる集大成公演
飯田@カジモドはやっぱりすごい
今回の京都公演では3人のカジモドと出会いました。
歌唱、セリフ、演技などベースは同じだけど、演者によって違うカジモドに出会えるのが「ノートルダムの鐘」の魅力です。
今日の飯田@カジモドは、12月に観劇した飯田@カジモドと違いました。
せむし男として歌うパートと、心の声として歌うパートをはっきりと分けている印象です。
何度もロングトーンに心が震えました。
松山@エスメラルダとの組み合わせがフイットしているのかも知れませんが、「世界の頂上で」のシーンでは、カジモドが幸せそうで心が震えました。
2幕以降は、これぞ飯田@カジモド!と言いたくなるような円熟した素晴らしいカジモドを見せていただきました。
今日の飯田@カジモドは、ずっと不自由なせむし男の姿じゃなかったです。
美しく伸びやかに歌唱するカジモドのシーンは、カジモドの心を反映したものだと私は解釈しましたので、それはそれで新鮮な表現に感じました。
エスメラルダが亡くなり、火傷を負った足を撫でるカジモド。
怒りのあまりフロローを教会の上から突き落としたものの、愛したものをすべて失ったと大声を出して泣くカジモド。もうずっと涙、涙でした。
これぞ野中@フロロー
もうフロローと言えば野中さんでしょう。
今日の野中さんも、これまでのすべてを投影されてるように思いました。
愛する弟をジプシーに奪われたと思い込み、恨みを抱え続けるフロローも、魔女が死んで、これで日常が戻ると本当に思っているモンスター化したフロローも、すべてが素晴らしかった。
特にノッてた気がします。
松山育恵@エスメラルダ
やっぱり演技力が素晴らしい。
彼女のエスメラルダには優しさと包容力を感じます。
エスメラルダの登場シーンで、3人の男性が(フロロー、フィーバス、カジモド)が彼女の虜になる気持ちがわかるような、そんなエスメラルダです。
カジモドと接するときの松山@エスメラルダが私は大好きです。
加藤迪@フィーバス
加藤迪さんが大好きです。マジでファン
登場シーンからずっと加藤さんを追いかけてみてしまったわ
もう加藤@フィーバスに会えないのかと思うと淋しすぎる~。
細かいところまで行き届いている加藤さんの演技力が好きです。
ほんと痩せてしまって心配・・・健康には気をつけてがんばってください。
また加藤さんにお会いできる日を楽しみにしています。
オペラ座のラウル、キャッツのマンカス、他の役柄でも
白石@クロパン
トータル、一番好きなクロパンが白石さんです。
今日も良かった。
アンサンブル&クワイヤ
やっぱりラストの賛美歌を歌う岩城あさみさんが素晴らしいです。
岩城さんの歌う賛美歌で、ステージはほんとうの教会のようになります。
心が洗われるような、安らかな気持ちになれるような、そこに天使がいるような、そんな岩城さんの賛美歌を聞けなくなるなんて、これもまたツライです。
まとめ
私のノートルダムが終わりました。
次は東京ですか?簡単に行けるわけもなく・・・・
東京公演でほんとうに終わってしまうだろうノートルダムを惜しみつつ、また近いうちの再演を心から祈りながら私のノートルダムがおしまいです。
本日のキャスト
■初見 ★キャスト違い初見 ◎リターン
カジモド | ◎飯田達郎 | フロロー | ◎野中万寿夫 |
エスメラルダ | ◎松山育恵 | フィーバス | ◎加藤 迪 |
クロパン | 白石拓也 | ||
【男性アンサンブル】 | 【女性アンサンブル】 | ||
野村数幾 | ◎梅津 亮 | 岩城あさみ | ◎久居史子 |
◎今村綱利 | ◎長尾哲平 | 町島智子 | ◎坂井菜穂 |
◎中橋耕平 | 平良交一 | ||
手島章平 | 松永涼吾 | ||
【男性クワイヤ】 | 【女性クワイヤ】 | ||
◎柳 隆幸 | 土井夏似 | 中村 侑佳 | ◎新井ちひろ |
山口泰伸 | 安田楓汰 | 葛葉かな | ◎瀧本真己 |
井上隆司 | 持木 悠 | ◎川目晴香 | 薄井美伽 |
和田ひでき | 橋元聖地 | ◎玉置ともか | 吉田瑛美 |
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