柿澤ジキルの誕生「ジキル&ハイド」大阪公演ソワレ

その他の観劇観劇記

Wキャストの「ジキル&ハイド」4/20

2012年、ジキル博士となって11年、今回がラストジキル博士の石丸幹二さん。
それを引継ぎ、今回が初ジキル博士の柿澤勇人くんとなる記念すべき公演
なのに大阪は夜1回、昼3回のたったの4公演(1回は貸し切り公演)
ほんま演劇系の公演は大阪をなめてる
4公演しかないので、ほぼプレミアムのチケットをゲットし、柿澤勇人くんのジキル博士誕生を味わって来ました
できることなら石丸ジキルと柿澤ジキルの両方を見たかったけど、たったの4公演じゃそれも叶わず

キャスト感想

ジキルか、ハイドか、どっちの柿澤くんが好み?

私は断然ジキル博士の柿澤くんが良かったな~。
「時がきた」は、前半の最も盛り上がるジキル博士のパートですが、とても良かったと思います。
失礼ながら歌唱に余裕があるようには思えませんでしたが、逆にそれが良くて、エマのようにカレを支えたい、守ってあげたいと思わせるジキルでした。
逆に、ハイドに変身した柿澤くんは、低声ボイスのダークなハイドでした。
ちゃんとジキル博士とハイドを使い分けてて、良かったと思う。

ミュージカル俳優としての柿澤くんの魅力は”演技力”だと思う。
失礼ながら歌唱だけで感涙させるタイプではない。が、逆に、カレほど演技力のあるミュージカル俳優もいないと思う。
個人的にはジキル博士を演じている柿澤くんが良かった。
愛する父親が精神を病み、治したいと願う強い気持ち、実験したい執念に燃える青年を影のあるジキルとして表現してたと思う。石丸@ジキルを見ていないので言い切れないが、柿澤くんの年齢とカレだからこそのジキルだと思いました。
エマとの絡みも1枚の絵のように素敵だったし。
これからジキル&ハイドを柿澤くんが背負って行くのだろうから、また、次に出会う柿澤ジキル&ハイドがとても楽しみだと思いました。

 

ルーシーの魅力って・・?

笹本玲奈さんお初観劇でしたけど、歌が上手いわ~。
あの声量はルーシー役にピッタリ。
だけど、セリフ回しはどうなの?あんなもんなのかな?そこだけちょっと気になりました。
私の中では、ルーシーはもっとハスッパなイメージでしたけど、ちょっと違ったんだなー。

清純で強いエマ

エマ役のDream Amiさん、キレイなソプラノでした
私は好きだな。
私のエマのイメージどおりでした。

 

ジョン・アターソン

劇団四季を退団され、初舞台の上川くんが見たかったけど、残念でした。
これからどんな役柄に挑戦されるんだろうか。

これからも四季以外のミュージカルに挑戦しようと思う!

私がナゼ劇団四季ミュージカルが好きなのかを考えた時、大きな理由は以下、

●公演数が多い(気に入ったら何度も観劇できる)
●クオリティが高い(キャスト違いでもこれまで残念だと思った公演は1度もない)
●セリフ、歌唱含め内容が十分理解できる。(字幕が欲しいと思うミュージカルを見たことがある)
●劇場が小さめなので臨場感がある

今回、歌唱、セリフまわしどれをとってもクオリティの高さを感じたので、また劇団四季以外のミュージカルにも挑戦しようと思う。

ちなみに、一緒に観劇した友だちは、柿澤勇人くんの大ファンで、隣に終始、「カッコいい、カッコいい」を連発してました(笑)

 

本日のキャスト

2022 – 04-20 Thu(ソワレ)

★Wキャスト

ヘンリー・ジキル
エドワード・ハイド
柿澤勇人(石丸幹二) ルーシー・ハリス 笹本玲奈(真彩希帆)
エマ・カルー Dream Ami(桜井玲香) ジョン・アターソン 石井一孝(上川一哉)
サイモン・ストライド 畠中 洋 執事プール 佐藤 誓
ダンヴァース・カルー卿 栗原英雄    
       
宮川 浩 川口竜也 伊藤俊彦 松之木天辺
塩田朋子      
       
麻田キョウヤ 岡 施孜 上條 駿 川島大典
彩橋みゆ 真記子 町屋美咲 松永トモカ
三木麻衣子 玲実くれあ   (五十音順)
       
【スゥイング】 川口大地 舩山智香子  

 

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