2008年/米 監督:ガス・ヴァン・サント CAST: ショーン・ペン、ジェームズ・フランコ ジョシュ・ブローリン、エミール・ハーシュ ディエゴ・ルナ 、アリソン・ピル ビクター・ガーバー 、デニス・オヘア、ジョセフ・クロス |
<STORY>
1972年のニューヨーク。保険業界で働いていたミルクは、20歳年下のスコットと出会い、恋に落ちる。二人は新天地を求めてサンフランシスコに移り住み、小さなカメラ店を開店。そこはたちまち同性愛者やヒッピーたちのよりどころとなり、ミルクは彼らを快く思わない保守派に対抗した新しい商工会を結成する事になる。社交的でユーモアにあふれたミルクは、近隣住民の抱える問題に、政治的により関わりを深めていく。
<感想> 評価 ★3.5
ハーヴェー・ミルクが活躍し、暗殺されたのは1978年。(制作年の32年前)
私が小学校高学年~中学にかけての時代。ニュースや新聞記事でカレの事は話題になったんだろうが、私はカレの存在をこの作品で初めて知りました。
この映画は、私のようにゲイが市民権を得るまでの道を教えるためにも意味のある作品と言えると思います。
映像的に冒頭、ゲイカップルのキスシーンやピロートークシーンがあります。
作品としてミルクを描くためには必要なシーンだと思うのですが、その手の映像を見たくはないと思われる場合は少々厳しいかも知れません。
映画のラストに、ミルクとカレを支援してきた周りの人のその後と写真が映るのですが、
どの人も実在の人物にそっくり。リアルにこの映画を撮ったと言う気持ちが伝わる気がしました。
ショーン・ペンは、素晴らしい演技力で見事にゲイのミルクを演じていました。
ミルクの恋人:スコットを演じたジェームズ・フランコ。「スパイダーマン」シリーズ以来カレを観ましたが、とてもいい俳優に成長していました。
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