<あらすじ> ―本帯より―
運命の数式。命がけの純愛が運だ犯罪。これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。男がどこまで深く女を愛せるのか。どれほどの大きな犠牲を払えるのか―。
天才数学者でありながら冴えない高校教師に甘んじる石神は、愛した女を守るため完全犯罪を目論む…。数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリー。
<感想>
さすが東野圭吾!と唸ってしまった。
小説の読み始めは大切だと思う。読書が好きな私でもどうしても読み始めがツライ、入り込めない小説は挫折してしまうことが多いからだ。東野圭吾の作品にはまずコレがなく本にすっと入れる上、小説の中に散りばめられる伏線に引き込まれ読み止めることが出来ない。本作品は素晴らしいミステリーであり、男の愛の深さを存分に味わう事ができる1冊。ラストまで読むとトリックの解明と石神の深い愛情を知ることができる。
※ 本提供 Shalalala
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