「終の住処」 磯崎憲一郎 著

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第141回 芥川賞受賞

20110420_2038933<あらすじ>
人生とは、流れてゆく時間、そのものなのだ。
妻はそれきり11年、口を利かなかったー。
とうてい重要とは思えないようなもの、無いなら無いに越したことはないものたちによって、かろうじて人生は存続しているのだった。それらいっさいが、懐かしかった。

<感想>
読むのに非常に時間を要しました。「妻はそれきり11年、口を利かなかった」と言う表現と芥川賞受賞に惹かれて購入したのだけれど、生気の感じられない男の、ただの日常をキッカケと結果だけで淡々と書かれている本で、この文章から何を感じればいいのか全くわかんし、こんな男に感情移入も当然できない。じゃ逆に苛立ちでこの男の未来を想像しながら読めるのか?と言えば、苛立ちさえ感じられないほどこの主人公に魅力がない。
ホント、ただひたすら(読むこ苦痛)と闘いながら読破しました。
著者は1965年生まれなんですよ?私と同年代なのにこの怠惰な感じ・・何?
そのくせ主人公の男は浮気しまくって生きてるワケです。その浮気にさえも意味がないってないって何んでしょ?芥川賞評では「描写が上手い」ってことらしいですケド・・・ね。
凡人の私には理解できない小説でした。





 

コメント待ってます♪

  1. こな覧 より:

    ゆ~てたヤツね・・・
    浮気しまくるて、ナンやろね
    魅力あるんやん

  2. nagi より:

    こな覧さん
    読みはる?(笑)コレをすらすら読めて
    (深いで)なんてこな覧さんが言うたら、違う意味で尊敬です。
    浮気するならするでよろしいねんけど、書いてる内容には意味をなさんのです。そんな人生かなんわぁ~