2011年/米 アメリカ 監督:ロブ・マーシャル CAST: ジョニー・デップ,ジェフリー・ラッシュ,ぺネロぺ・クルス, イアン・マクシェーン,ケヴィン・マクナリー |
<STORY>
ジャック・スパローは、ロンドンで自分の名前を語り、乗組員を集めていると言う噂を聴き、自分の偽者と対決するためにロンドンへ。しかし、そこにいたのはかつて愛し捨てた女海賊のアンジェリカだった。
結局、アンジェリカにハメられ、誰もが恐れる最強の海賊=黒ひげの船に囚われたジャックは、永遠の生命をもたらすという、“生命の泉”への水先案内を命じられる。一方、黒ひげにブラック・パール号を沈められたバルボッサも、英国王に取り入って船を手に入れると、復讐のために黒ひげを追って動き出していた。
<感想> 評価 ★3
3エピソードで終わる噂だったこのシリーズ。メイン所のウィル(オーランド・ブルーム)&エリザベス(キーラ・ナイトレイ)が降板したのに続けようって言うんだから、過去3作品とは全く違うものです。割り切って、ジャックのスピンオフ作品として観るのが楽しむコツだと思います。
おもしろさでは過去の作品を越えることはないけれど、ジャックの魅力は健在だし、バルボッサも変わらず味があってそれを観るだけでも楽しい気分になります。また、本作で新登場のペネロペ演じるアンジェリカも良かったです。
今まで、ハチャメチャで常識破りなジャックやバルボッサと対する誠実である「正」の位置にいるのがウィルでしたが、カレが去った本作では、宣教師=フィリップがその役どころです。その宣教師は人魚シレーナと恋をするんですが、このエピソード、「人魚姫」の話とは繋がるのかな?って期待したけど、そこは薄いエピで終わってしまったので残念でした。
他に私がおもしろい!って思ったのは「人魚」のところ。船乗りを誘惑する魔性の生き物と言いながら、今までは美しくてか弱いモノとして登場することが多かった人魚。この映画では、目が光り、小さな牙を持ち人を襲うものとして描かれてます。獣のように暴れるところになんだかワクワクしてしまいました。
そんなワケでやはりDisny、及第点な作品でありました。さてこのままこのシリーズ、続くんでしょうか?最後にジャックは愛してやまない「ブラック・パール号」を取り戻しました。
どうなるのかな?もうこのままでいいよって気もする私です。
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