本日の朝刊(読売新聞)1面。
「不妊治療助成(年齢に上限)」と言う記事にもの申す!
現在、不妊治療は基本的に保険適用外の自費診療です。
数年前から各自治体で不妊治療助成金がでるようになったようですが。
新聞によると厚生労働省はその助成金の対象年齢に上限を定めることを含めた制度改正の検討を始めるそうです。
年齢の上限をつける理由、それは、40歳以上では医学的な有効や安全性が低いから。
コレ、失礼だと思いませんか?
確かに医学的に言えば、40歳を越える不妊治療の成功率は下がるとされています。
そんなことは不妊治療を受けている人はわかってること。(医師より説明があるから)
わかってても子どもを望むから苦しく、痛く、精神的にも追い詰められる高額の治療を受けているんですよね?
子どもを望む夫婦の気持ちは年齢で区切れるもんじゃない!そう思うのです。
少子化の日本を憂いで出生率をあげたいんじゃないんですか?
女性が仕事を持ちながら、出産、子育てができる環境が整いきっていない現状を棚に上げて、40歳以上には助成金を出さないって、年齢の差別です!
40歳越えたら、出産するな!と言ってるのと同じ。
「本当に治療を受けなければならない人にしっかり助成できる制度に再構築する必要がある」と発言している助成金研究班の有識者の方々、年齢で女性差別している事実に気づくべきだと思います。
不妊治療をしているご夫婦たちは、年齢・職業など関係なくみんなおなじように悩み、苦しみ、哀しみ、痛みに耐えながら治療し続けているのです。
(子どもだけが人生じゃないじゃん。もうやめたら?)何度も言いたくなるこの言葉をけして言ってはイケナイのです。がんばれもダメ。がんばっているんだもん。
そのぐらいデリケートなこの問題に対してあまりにもデリカシーの欠ける厚生労働省に怒りを感じたはなしです。
コメント待ってます♪
せやねんなあ~40歳て年齢で区切るのは安易やねえ
デリカシーがないし 賢い人の発言とは思えない
血液データーの数値がなんぼ以上ないとあかんとか
反復横とびがなんぼできんとあかんとか
(↑例えやがな・・・)
そういうのんで言わなあかんやろ
やみくもに助成はできへんしねえ
産んだら産んだで 子育てが大変なご時世で
年とれば年とったで またお世話が大変なようで
どうなってゆくんやろねえ
困難見さん
まったく。区切るなら、数値ボーダーでするべきだよね?
38歳でも到達していない人もいるだろうし、44歳でも数値はあり、可能性がある人もいる。年齢じゃないんですって、この問題!と思う。
歪んで取れば、40歳以上は生殖能力がない、つまりオンナじゃないと言ってるようにとれる。コレは差別。
有識者がこのような軽はずみ発言する世の中なんだよね、まだまだ。