(いつか行きたい)が実現しました
マラソンとか登山とか、とにかくその手のものが苦手だったので、(行きたいなぁ)だけで終わってしまうだろうと思っていたけれど、その気になれば夢は叶う!
もちろん、充実した屋久島登山になるようにと、その日のために約1年間練習もしました。
だから、絶対に見たかった
白谷雲水峡の太鼓岩から見る景色と縄文杉。
と言うことで、不定期連載にはなりますが、屋久島登山記を3回に分けてupします
まずは、「白谷雲水峡」編 4/29(金)
前日から屋久島入り。
屋久島町原にある民宿「風の散歩道」さんに宿泊。
前夜は民宿近くの「尾之間温泉」を楽しんだり、満天の星を満喫
23時には就寝したけれど、興奮のせいでほとんど眠れないまま5時起床。
朝食を頂いて、6時半に民宿出発。
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]民宿から見える「モッチョム岳 940m」もうこの景色が大阪と全然違う
途中でお昼のお弁当(かもがわ弁当)を買い、友人(他のホテル泊)をピックアップして、白谷雲水峡へ(空港からクルマで約40分ほどの距離)
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]スタートの白谷広場 7:40スタート
白谷広場から歩き出すとすぐに目の前には、
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]たっぷりの水量の白谷川
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]さつき吊り橋
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]二代大杉
一代目の切株の上に二代目が成長した杉をこのように呼ぶそうです。
真ん中が空洞になっているのは、一代目の杉が腐ってなくなったから。
このように屋久島の土台は花崗岩で、その花崗岩の上に苔が生え、その上に杉などの木が生えている形です。
ですから、岩と根っこと苔の山道が続きます。
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]ボコボコ根っこと岩だらけの道
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]苔だらけ ヒロハヒノゴケ
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]三本足杉
根元が3本に分かれた杉
石か倒木をまたいで成長し、長い年月で倒木か石が消えたのでこの形になったらしいです。
樹齢300年。屋久島の中じゃまだ若い杉の部類だそう。
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]何回も渓流を越えます
水は冷たい
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]三本槍杉
斜めになった太い幹に3本の杉が並んでいます
このような成長を「着生」と言い、屋久島ではよく見られました。
植物が他のもの付着して生育することで、養分を取るワケではないので「寄生」とは違うそうです。
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]ヤクシマホウオウゴケ
水が多いところの生える苔で、もふもふしていてとても可愛い
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]ゴジラに見えませんか?
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]奉行杉
白谷雲水峡の中で最大に杉です
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]二代くぐり杉
株上更新をしたケヤキ
株上更新とは、倒木や切株の上に新たな木が育つことを言います。
屋久島では多く見られます。
切株は朽ちて空洞にになっています
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]空洞はひとが余裕で入れる大きさ
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]森の中・・・、もののけ姫の世界です
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]株上更新して成長し続けた巨木
しゅうやんと比べると大きさがわかります
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]くぐり杉
杉の根の間をくぐります
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]幹がいくつもに分かれた杉もありました
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]シカの宿
雨宿りできるぐらい空洞が広いです
人と大きさを比べてみて!
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]苔むす森
「もののけ姫」のモチーフになった森
杉が倒れていたり、大きな岩があったり・・・
すべてが苔むしていてまるで絵画のよう。
空気がとても濃くて美味しく感じます
なかなかの傾斜を15分ほど辻峠へと登って行きます
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]武家杉と公家杉
同じような2本が隣り合っています
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]「かみなりおんじ」
落雷で焦げたあとがありました
休憩を入れながら約2時間半ほどで
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]辻峠へ到着
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]太鼓岩へのポイント地点
さぁ、行くぞ!モードのメンバー
ここからは、このコース1番の傾斜と難度へ
その先に見えたのは、ずっと見たかったこの景色
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]太鼓岩とそこから見る屋久島一望の景色 標高1050m
1ヶ月に35日雨が降ると呼ばれる屋久島で、この眺望はまさに奇跡
真ん中に見えるのは、小杉谷渓谷と安房川
明日はこの川沿いを歩いて縄文杉を目指すことになります
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]屋久島三岳と呼ばれる 栗生岳、宮之浦岳、永田岳がキレイに見えます
その後辻峠まで下山して、ランチです。
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]かもがわ弁当 440円
美味しかったです
このあと一気に下山しました。
割と膝が快調だったので、やや飛ばし気味だったようで、あと30分弱と言うあたりで左膝が痛みだしました
やっぱり下山は注意が必要。
今回は、前回の武奈ヶ岳の教訓でかなり山道の歩き方を考え、実行したんですが、やはりオーバースピードは禁物
少々、明日の縄文杉トレッキングを不安に思いながら・・・
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]下山途中、初屋久シカに遭遇
大人でも小さめが特徴
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]弥生杉
樹齢3千年
マメ知識ですが、「屋久杉」と名乗れるのは、標高500m以上に生育し、樹齢千年以上の樹木のみだそうです。
縄文杉は超有名ですが、この弥生杉も素晴らしいです。
こちらは、割と軽いトレッキングで見に行けます。
上の枝部分が複雑で木材に適さないため伐採を逃れたために今も見ることができるのだそうです
少々不安を抱えつつも、白谷広場へ下山13時。
[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]大岩
白谷広場付近の白谷川沿いの大岩で遊ぶ
ハイシーズンのGWにも関わらず、29日GW初日で、スタートが早かったからか、ほとんど人と会うことなく、6人だけのトレッキングみたいに森の中を楽しめたのはラッキーな誤算でした
たぶん明日は相当の人でしょう・・・・
高低差440m。約5時間で完歩。
標準コースタイム6時間だそうです
(やっぱり鬼軍曹のスピードは速い思うに、下りが早い。もう少し休憩を入れようと思う)
by Bobby提供
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