2000年/米 監督 :ジュリアン・シュナーベル CAST: ハビエル・バルデム、オリヴィエ・マルティネス ジョニー・デップ、ショーン・ペン ヴェネチア国際映画祭 男優賞:ハビエル・バルデム 審査員グランプリ賞:ジュリアン・シュナーベル |
<STORY>
キューバ出身の亡命作家レイナルド・アレナスが死の直前に綴った自伝を基に映画化。1943年、キューバに生まれたアレナスは詩に夢中になり、カストロによるキューバ革命の熱狂を経て、20歳で作家としてデビューをはたす。が、カストロ独裁政権下では、芸術家、しかもホモセクシャルであるアレナスは激しい迫害の対象となってしまう。
<感想> 評価 ★3
キャッチコピーは「彼の言葉が魂に響くとき、奇跡と感動がおこる」。
キューバ出身の亡命作家レイナルド・アレナスが死の直前に綴った自伝「夜になるまえに」を基に、ジュリアン・シュナーベル監督が映画化した作品です。
冒頭のキューバの森の美しさは叙情的で訴えかけるものがありました。
レイナルド・アイナスの一生を描いているので、エピソードを追うようなStoryになってしまいがちですが、それをレイナルド演じるハヴィエル・バルデムの圧倒的な存在感で飽きさせず、作品に重みを持たせています。
また、この作品にちょぃ役でハリウッドスターが出演しています。レイナルドの親友役にオリヴィエ・マルティネス。ショーン・ペンはアレナスの少年時代出演。ジョニー・デップは、女装で登場です。
少々むずかしい作品ですが、興味を持ったらぜひ見てほしい1作です。
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