2004年 / 米 監督:ジョエル・シューマッカー CAST: ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、 パトリック・ウィルソン |
<STORY> 1870年代、煌びやかな舞台で賑わうパリ・オペラ座。そこではファントムと名乗る亡霊が数々の不可解な事件を起こし、人々は不安を隠せずにいた。伝説のバイオリニストの一人娘、クリスティーヌは、名前も知らぬ「音楽の天使」を師と慕い歌のレッスンに励んでいたが、彼女を一流のプリ・マドンナにするために、手段を惜しまないファントムの存在に恐れを抱きはじめる。恐れながらもファントムに心惹かれていくクリスティーヌ。彼は果たして天使か、怪人か。
<感想> 評価 ★4.5
完全なるミュージカル映画。
ミュージカルが苦手な人には勧めない。反対に良かった!音楽を素晴らしい!と思った人にはぜひ本物のミュージカルを見て欲しい。
作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーの傑作ミュージカル『オペラ座の怪人』は、全世界で何度も公演され何度も映画化されている。日本でも劇団四季が公演していることで有名かと思う。ウェバーの音楽を最大限にいかすために、ミュージカル構成になっていて、情報によればネームバリューよりも歌唱力のある役者を集め、吹き替え一切なしで見事に演じ、歌いあげたところにこの作品の価値があるらしい。
とにかくセリフの8割が歌です、歌!Storyはオペラ座に住み付く怪人・ファントムがクリスティーヌに歌のレッスンをしているうちに彼女を自分のものにしたい欲望が押さえきれなくなるがクリスティーヌはラウルと恋に落ちてしまうと言うことだけを押させておき、ただひたすら映像と歌声に酔いしれて見たい。ハッキリ言って、字幕を読んでいる余裕はない。
オペラ座の美術や衣装そして音楽はどれをとっても素晴らしく、壮大で重厚なオペラの世界が広がる一作。
※ 劇団四季の「オペラ座の怪人」は市村正親さんがファントムを演じた舞台を見てそれがきっかけで四季の虜になって20年が経つ。この映画の世界に浸れた人は本物のミュージカルをぜひ見て欲しい。
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