恋愛空間 高樹のぶ子 著

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<あらすじ>
不倫でなく、「ふたごころ」。
老いを意識しはじめた男女に宿るエロスは熱く繊細で、だから極限をきわめることもある。性愛文学の名手が『失楽園』「恋におちて」などの小説・映画にも触れ、”第二次恋愛期”の性愛を繊細に綴る、心と肉体に響くエッセイ集。
渡辺淳一氏と「大人の性愛」を熱く語る特別対談を収録。

<感想>
エッセイ。高樹のぶ子さんは言う。10代~20代の恋愛と、40代前後の恋愛を、彼女自身の気持ちと照らし合わせて 解説してくれている。映画から熟年の恋愛を読み、小説から大人の恋を読む。『マディソン群の橋』が何故にあれだけ全世界の興味をひいたのか。
『失楽園』が、何故あれだけ話題になったのか。
それを彼女は分析する。好きなひとがいることは素晴らしいこと。
結婚してて、ダンナさん(奥さん)を裏切っててもそういうの?
そう問われれば返事できないがその問題と、ひとを好きになること。
つまり誰かを想い切ないこと。話をするだけで楽しいこと。
手をつなぐだけでどきどきすることとは別の感覚だと思いたいな。
だから私は、まだまだ恋する気持ちを忘れたくないと想っているのだけど・・。

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