宮部みゆき 書籍評

返事はいらない  宮部みゆき 著

投稿日:2009-09-27 更新日:

<あらすじ>
失恋からコンピュータ犯罪の片棒を担ぐにいたる
微妙な女性心理の動きを描く表題作。
『火車』の原型ともいえる「裏切らないで」。
切なくあたたかい「ドルシネアにようこそ」など6編を収録。
日々の生活と幻想が交錯する東京。
街と人の姿を鮮やかに描き、爽やかでハートウォーミングな読後感を残す。
宮部みゆきワールドを確立し、
その魅力の全てが凝縮された山本賞受賞前夜の作品集。

<感想>
6話のうち、4話が借金がらみ。
特に、女性の不審な死を追ううちに発覚した、彼女の借金。
彼女の暮らしは、砂の上に作った華やかな生活だったのだ。
これは、「裏切らないで」の感想だが1番印象に残った。
東京と言う街の1つに、空虚な幻想がある。
宮部みゆきはその幻想に溺れる人たちを鋭く描いている。

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