吉田修一 書籍評

女たちは二度遊ぶ  吉田修一 著

投稿日:2009-05-23 更新日:

20090523_696746<あらすじ>
だったら、別れてよかったって思えるくらいイヤなことしてよ!苦く哀しい現代の男女たち
電車で遭遇した目を見張るように美しい女。「夢の女」
電話ボックスで見かけた甘い香りを残した女。「公衆電話の女」
職場で一緒に働く世間に馴染めない女。
友人の紹介でなんとなく付き合った怠惰な女。「どしゃぶりの女」
嬉しくても悲しくてもよく泣く女。「泣かない女」
居酒屋から連れ帰った泥酔する女。「自己破産の女」
バイト先で知り合った芸能界志望の女。「CMの女」
そして、中学の時に初めて淡い恋心を抱いた女。「最初の妻」
人生の中で繰り返す出会いと別れ。ときに苦く、哀しい現代の男女をリアルに描く短編集。

<感想>
本作は「野生時代」に掲載されていた作品集「不思議な女たちとそれにまつわる物語」の短編。
吉田修一が好きなので、サラッと読み終え(あぁ吉田修一)と言う感想。
タイトルからすると、女性が主役の小説のようだけど、内容は男性が過去に関わった良いも悪いも忘れられない女について語っている内容。
短編のためか深みはなく、ナゼそうなったのか、そうなる理由などは置いておき、(遠い昔にこんな女がいたな)と言う回想録のような小説なので、読みながら、心に色々な気持ちを感じさせたものの、読後さして残るものはない小説と言えます。

 

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