パニック 映画評

(映画)グエムルー漢江の怪物ー

投稿日:

 

THE HOST  グエルー漢江の怪物ー 

製作国:韓国

監督:ポン・ジュノ
   ハ・ジュノ、パク・チョリヨン

CAST:
ソン・ガンボ、ピョン・ヒボン
パク・ヘイル、ペ・ドゥナ
コ・アソン


STORY

ソウルの中心を南北に分けてる雄大な河、漢江(ハンガン)。休日を河岸でくつろぐ市民の前に突然、正体不明の巨大怪物 ”グエムル” が現れ、次々に人を襲いだした。そして河岸で売店を営むヒボンの息子カンドゥの愛娘ヒョンソが怪物に連れ去られてしまった。
政府は軍、警察を動員し、河岸を封鎖し、その場にいた市民を全員隔離。特に怪物グエムルの血を浴びたカンドゥはウィルス保有者として特別隔離されるのだが、父カンドゥのケータイに娘ヒョンソから「パパ、助けて。大きくて深い下水槽にいる」と連絡が入る。
パク一家(ヒボン、カンドゥ、弟ナミル、妹ナムジュ)はヒョンソを助けるため行動を起こす。

 

感想

流行に乗って~ ポン・ジュノ監督作品2つ目

この作品は、未確認生物グエムルによるパニック映画です。
でもそれだけじゃない家族愛の映画でもありました。

ブームに乗って、パニック映画だし。。。と敬遠せずに見てほしい作品ですね。
「母なる証明」よりは、こちらの方は観やすいかも?知れませんし。

ハリウッド映画、イギリス映画では、イケてない男が主人公の場合、往々にして ”コメディ” になりがちですが、日本映画や韓国映画では、冴えない男が主人公でも、シリアスな物語が成り立つし、一瞬見せるカッコ良さが魅力になることがあります。
今回の主人公ガンドゥは、まさにソレでした。
「母なる証明」もそうでしたが、家族愛の深さ、家族の絆、家族のためにって感覚は、韓国人特有のものかも知れませんね。
この映画でもまた、うだつのあがらないエエ歳と息子を、60代の父親が面倒を見て、保護してるんですよね~。
これも韓国の縮図のかな?
ガンドゥの弟ナミルは、大学出なのに仕事がないようですしね
けして裕福じゃない彼らの暮らし。
そして、警察官、官僚など、賄賂が横行する社会がここでも描かれてました。

中学生のヒョンソは、同じ下水槽にグエムルによって連れ来られ、生きていた少年セジュを守り切ります。
中学生のヒョンソにそれが出来たのは、家族愛に溢れる家族ヒボン、ガンドゥらに育てられたからなんでしょうね。
ヒョンソは死んでしまいましたが、セジュは生きていました。
身よりのないセジュを最後はガンドゥが育ててました。
なんかちょっとジーンと来るシーンでした。

今、「コロナウィルス肺炎」が中国を発症として全世界に蔓延しかけています。
水際で食い止める!とWHOや政府は言っていたけれど、食い止めることなどできませんでした。
そしていろんな情報がSNSで飛び交っています。
まるでそれを予想していたかのように、グエムルはウィルスを持っている病原体との情報が流され、保菌者が逃亡したとして(ガンドゥのこと)「エージェント・イエロー」と言うアメリカが開発した最新型化学薬品を散布することになります。
町中は皆がマスクをし、咳き込む人を敬遠し、その人が吐いたツバが飛び散ったらパニック・・と言うシーンもありました。
まさに、今の状況です。

しかし映画の中で描かれる衛生管理はずさんなものです。
武漢は最初、こんな程度の衛生管理だったんだろうな・・と思いました。

1年半ぐらい前に、初韓国へ行きました。
漢江って、ソウル市民に愛されている河のようでした。
ロケ地は、ソウルの漢江の近くだったそうで、橋の名前もいくつか出て来ましたが、たぶん見た橋もあったと思います。
そういう意味でもちょっと楽しめました

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