ドラマ(シリアス、ハートフル) 映画評

L'auberge espagnol *スパニッシュ・アパートメント*

投稿日:2005-10-20 更新日:

20090508_6910352001年 / 仏=伊

監督:セドリック・クラビッシュ

CAST:
ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ、
ジュディット・ゴドレーシュ

セザール賞(仏)最優秀新人賞=セシール・フランス

<STORY>
パリで暮らす25歳の大学生グザヴィエは経済を専攻する学生。
目下、卒業を来年に控えた彼の悩みは就職。かつては作家に憧れていた彼も、
やはり安定が恋しい。父親のコネで面接を受けた役所の大物から
「これからはスペイン経済の勉強が必要」と言われスペインへ欧州交換留学プログラム“エラスムス"を使って留学することに。留学を決めたが遠距離恋愛になる恋人のこと、言葉の違いバルセロナの街に萎縮気味。
早速アパート探しをし、苦難の果てに“理想の部屋”を見つける。そのアパートにはヨーロッパ各国からの5人の若者たちが同居するアパートメントだった。かくして1年間の期間限定国際交流が始まった。

<感想> 評価 ★4
EU統合となって以降、貨幣もユーロで統一、パスポートなしで各国へ行き来でき、欧州全体で新たな成長をしようとしている現在を背景にした青春映画。
同居仲間はイタリア人のアレッサンドロ(♂)、ドイツ人のトビアス(♂)、デンマーク人のラース(♂)、英国人のウェンディ(♀)、スペイン人のソレダ(♀)、そしてグザヴィエ(フランス人)その後ベルギー人イザベルの(♀)が加わる。監督は、彼らを自国の代表的性格のステレオタイプとして表現、的を得ていて笑える。また、イザベルがレズだったり、グザヴィエが寂しさと人妻の魅力に惑わされて不倫に走ったりアイデンティティーや若さがめいいっぱい詰まっている。
本作品はフランスのアカデミー賞に相当するセザール賞5部門にノミネートされ、最優秀新人賞をセシール・フランスが獲得している。セドリック・クラビック監督の映画のモットーは「シリアスかつポエティック、しかもバカバカしくて大笑いできる映画」だそうだ。この映画はまさにそのようにできあがっている。
ウエンディの恋人が新しい恋人と鉢合わせになるのを阻止する為にルームメイトのの皆がひたすら走ってアパートへ戻るシーンはバカバカしいけど青春だなっとワクワクした気持ちになった。 

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