歌舞伎 観劇記

京都南座 五月花形歌舞伎観劇 ★初

投稿日:2013-05-28 更新日:

5月27日。
やや曇り空の中、京都南座「五月花形歌舞伎(昼の部)」千秋楽の観劇をしてきました
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20130529_303314 四条大橋から歌舞伎座を観た景色

海老蔵さんのblogに、南座から見た四条大橋の写真のupがあるけれど、逆バージョン

 

5年ほど前「勘三郎さんの歌舞伎が良かったからまた観に行こう」とサクラに誘われて以来、”いつか歌舞伎を見に行くぞ!”と思いつつ、元来人任せの性格ゆえ、チケットを取らぬまま時が過ぎ・・・その結果、勘三郎さんが他界され、団十郎さんもまでもが他界されてしまいました
演劇好きの私としては、おふたりの歌舞伎を観れなかったことは後悔のひとつデス
そんな私にサクラが「京都南座の5月公演、海老蔵さんを観に行く?」とお誘い
即答で「行く!」と言ってから3ヶ月。やっと今日を迎えたわけですが・・・・
お知りの通り?前日まで39度台の高熱を出してぶっ倒れていた私
(インフルエンザちゃうか?)ぐらいの急性だったので観劇が危ぶまれもしましたが・・・

無事に?(強行的に?)南座まで到着
20130529_303323小さい頃から何度もこの前は通っていたけれど、ここで観劇できるなんてうれしいこと

 

 

 

 

昼の部は11時開演、3部に分かれており、それぞれ20分間休憩があるため、その間にお弁当をいただくと言うのが慣習だそうで・・・
南座前のお弁当屋さんで「ちらし寿司」を購入していざ、南座へ
年齢層がかなり高いのに少々感動するわたし(笑)
平均を取ったら、70歳前後にはなると思われます

20130529_303325座席は、な・・・なんと!箱部屋座席だぁ
サクラによると、ここが当たったのは超ラッキーだそう。
千秋楽と言うこともあってから、舞台前で花道の右横は芸子さん、舞子さんなどお茶屋関係の方が多く来られていて、華やいだ雰囲気。

 

 

20130529_303326昼の部、演目は
1.高時(たかとき)新歌舞伎十八番の内 
鎌倉時代を背景に、犬を偏愛し田楽舞にうつつを抜かしている執権:北条高時の犬が老婆に襲いかかり、その犬を殺した浪人を死罪に処するかどうかを軸にしたお話でした。
ややむずかしい感じはしましたが、説明レコーダーを借りなくてもあらすじがわかっていればほぼ理解はできます。
最後にたくさんの天狗が出てくるなど古典的でおもしろかったです。
ただ、右近さん・・・もう少し華のある役者かと

2.大刀盗人(たちぬすびと)
狂言「大刀奪(たちばい)」をベースにした作品で、田舎から江戸へ出てきた万兵衛の大刀を盗もうとする盗人(すっぱ)の九兵衛。ふたりが争いになった時に、目代がやってきて、どちらの大刀であるかを決めると言う話。
万兵衛が、目代に大刀が自分のものであると話す内容を、半間遅れで九兵衛も目代に話すと言う単純明快な現代でも通用しそうなお話でした。
ここでメインの九兵衛を演じた尾上松也さん。声通りも良く、表情やしぐさも滑稽で華があり、印象に残りました。万兵衛演じた板東亀三郎さんも良かったし、目代の片岡市蔵さんも、吉本新喜劇の辰じぃを思い出させるようなおもしろさで(表現が下手ですいません)歌舞伎を身近に感じることができました。この演目に関しては、古語に不自由を感じませんでした。

20130529_3033273.鎌髭(かまひげ)歌舞伎十八番の内
市川海老蔵景清にて大荒事相務めまして申し候

上記のような謳い文句がついて、待ってました!の海老蔵登場!

この写真の両方共に市川海老蔵さんです。
花道から出てくる姿、華がおありです。小さいころから鍛錬されている歌舞伎の所作も自然で、思ってた以上に私、感動しました(笑)
この「鎌髭」二百十数年ぶりとなる復活演目だそうで、歌舞伎特有の劇中口上で、海老蔵さんは今年2月に亡くなった父、十二世市川團十郎さんについて触れ、「『鎌髭』は父と親子共演するのが目標だったが、父の最後の舞台である南座で上演することが父への供養になると思います」と話されました。
なんだか思わず、ガンバレ!海老蔵!と思ってしまいました。

 

内容は、平家滅亡ののちも、源氏の追っ手を逃れ、密かに源氏を倒そうと頼朝の首を狙っている景清(海老蔵)。一方の源氏も景清を捕らえようと策をめぐらせている中、修行僧の姿になって景清が源氏の元へ乗り込んできます。
源氏側は、酒を飲ませて酔わせようとしますが、景清はウワバミのよう酒豪。瓶を2つあけるほど飲んでも平気な様子。そして源氏に頼みごとをします。「鍛冶屋四郎兵衛に刀を鍛え直し、髭をあたって欲しい」と。源氏の家臣はここぞとばかりに影清の首を取ろうとしましうが、どの武器も景清には応えず、存分に酒を飲んだ影清は悠々と去っていくと言うお話。

歌舞伎、成田屋さんのイメージもあるのでしょうけど、細い面の海老蔵さんが猛者のような役をこれから演じていかれるんですよね~。
お声も少しこもってて・・・これは役柄?
でも、何度も成田屋の十八番である”にらみ”を見せてくれて、初観劇の私は満足でした

何度か歌舞伎を見た経験のあるサクラと しては、「今日は海老蔵を見れたと言うだけかな」と厳しいコメントもありましたけど・・ね。

結構おもしろかったのでまた行ってみたいと思うのです。
片岡仁左衛門さん、坂東玉三郎さん、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、七之助さん・・・
みたい役者さんのものは観ていこうと思っています。

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