[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]臨済宗相国寺派大本山 相国寺(しょうこくじ)
京都地下鉄・烏丸線 今出川下車 徒歩10分
足利三代将軍義満が約10年の歳月をかけて完成させた一大禅寺です。
室町時代を感じることができます。
相国寺は、地味なお寺に見えますが、実は90余を数える塔頭を抱える臨済宗の大本山なんです!
つまりは、有名な金閣寺(鹿苑寺)、銀閣寺(慈照寺)は相国寺の塔頭になるワケです。
塔頭とは、相国寺に属する子寺を意味するので、有名な金閣寺・銀閣寺を傘下に置く母体寺なんですね~。
相国寺の見どころのひとつは、法堂(はっとう)の天井絵、狩野光信作「蟠龍図(ばんりゅうず)」です。
特別公開中のみ、「鳴き龍」の天井絵を見ることが出来ます。
「鳴き龍」は、どの方向から見ても、龍の眼がこちらを見ているよう見えます。
そして、法堂のあるポイントに立ち、手を叩くと法堂全体に響き渡る音がします。
この音から「鳴き龍」と呼ばれているそうです。
音響効果、そしてどの位置でも龍眼がこちらを見ている、いわゆる、だまし絵手法は天井の真ん中が凹んでいるから起こる現象だそうです。
方丈も特別拝観で見学できます。
表方丈、裏方丈と呼ばれる2つのお庭がありますが、2つとも趣が異なるお庭でした。
表方丈は、まさに枯山水のお庭。
裏方丈は、全く違って春にはしだれ桜が咲き、秋はもみじが彩る美しいお庭でした。
特別拝観は、開山堂も見学できます。
ここには、龍渕水(りょうえんすい)の庭と呼ばれる素晴らしいお庭があり、伊藤若冲によって書かれた子犬のふすま絵(芭蕉小狗子図)を見ることができました。
2016年は、伊藤若冲生誕三百年だったそうで、特別御朱印がありまして、そちらも頂きました。
御朱印には「無畏堂」と書かれていました。これは、「畏れることなく修行せよ」と言う意味だそうです。
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