2004年/米 監督・総指揮:ヴィンセント・ギャロ CAST: ヴィンセント・ギャロ、クロエ・セヴィニー |
<STORY>
バイクレーサーとして全米を転戦するバドが、別れた恋人デイジーへの想いを胸に東海岸からカリフォルニアへ向かう。旅の途中、彼は何人もの女性と出会うが、そのたびに頭をよぎるのはデイジーの面影。カリフォルニアに着いたバドは、かつて彼女と暮らした家に置き手紙を残すのだが…。
<感想> 評価 ★2.5
酷評は聴いていたが映画の終盤10分前までつまりは90%は、アメリカンロードムービーが好きだとか、レーサーバイクが好きだとかヴィンセント・ギャロならなんでも許せると言う人でないと退屈でしかない。しかし、ラスト10分で前半からのバドの意味不明な行動や言動、唐突に涙するシーンの意味がシンクロし一気に感情が押し寄せる。このラストの感覚を受け入れられる人はこの映画を評価し、受け入れられなかった人は酷評となるのだと思う。
私は 「バッファロー’66」は好きで、ヴィンセント・ギャロの表情や彼の演じる女々しい男にナゼか惹かれるのでこの映画のバドの背負う過去の傷、後悔や絶望を表現するラストの作りを好きだし、切なくて余韻が残った。ちょっと過激なセックスシーンさえも必要なものに思うあたり、ヴィンセント・ギャロにヤラれてるのかも知れない。
そんな私ですら評価は★2.5が限界ではある。
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