BAGDAD CAFE *バグダット・カフェ*

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1987年/西独

監督 :パーシー・アドロン

CAST:
マリアンネ・ゼーゲブレヒト、CCH・パウンダー、
ジェック・パランス

<STORY>
アメリカの砂漠地帯の真っ只中にある軽食店「バグダッド・カフェ」。
そこに旅行途中で夫とけんか別れしたドイツ人のジャスミンがやってくる。
彼女はカフェと経営者が同じモーテルに泊まる。
「バグダッド・カフェ」のオーナー・ブレンダは日々の暮らしに疲れており、夫のサルとは喧嘩ばかり。
とうとう夫は家を出ていってしまう。
一方、突然現れたモーテルの客・ジャスミンに対して「バグダッド・カフェ」の住人は最初嫌悪感をあらわにするが
ジャスミンの持つ魅力がどんどんみんなと心を通わせてゆく。
そして最後までそりの合わなかったブレンダとジャスミンが分かり合う日が来る。
限られた空間に居合わせた人々の人間模様を描く作品

<感想> 評価 ★3.5
“Calling you”と言う主題歌があまりにも有名な映画。アメリカ映画でなく、西ドイツ映画だったことに驚いた。
映像が芸術的で魅力がある。
I am calling you.
can’t you hear me?
I am calling you.

自分がいるべき居場所。あるべき場所を探して生きようとする女性の話し。砂漠の乾いた色合いと「calling you」の曲がマッチして相乗作用を生んでいると思う。見終わった瞬間、(とてもいい!)と言う感想はでないけれど、じんわりと心に広がりまた観たいなと言うキモチにさせる映画。
「バグダッド・カフェ」でしか出せなかった色のある映画。

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