GOTH リストカット事件 乙一 著

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<あらすじ>
森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。学校の図書館で僕らは、次の土曜日の午後、まだ発見されていない被害者の死体を見物にいくことを決めた。話題騒然の若き天才乙一の初の単行本!他に、歩行者の手首を切り取り持ち去る「リストカット事件」など、死や殺人に心引かれる高校生の2人が出会う奇妙な6つの事件を描く。

<感想>
乙一著の前回紹介した小説「暗いところで待ち合わせ」とは趣の違う作品。若干23歳の乙一らしい「猟奇殺人鬼」にやたらに興味を持つ高校生男女の話。つまり「切なさ」とは無縁な話である。この作品にハマってるひとはハマってるらしい。私はっと言うと・・・・ドライに読み終えた感あり。
これも「乙一」なのねっと言う感じ。ただし、小説の手法としては斬新なんじゃないかと思う。

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