2019年の12月をもって、ダンナが代表を務めるラグビーチームが発足20年を迎えました
思い返せば20年前。
”うーやん” 家族と、良く食事会していたあの頃。
ダンナの大学のラグビー部の先輩 ”うーやん” は、食事会で会うたびに、「しがらみのないラグビーを楽しめるチーム作って、ラグビーして、旨い酒が飲みたい」と言い続けていた。
もうそれは会うたびに必ず言うものだから、とうとう私は言ってしまう。
「本気でしたいなら作るしかないやりますか?」と。
それを聞いたうーやんは、「本気や35才以上のメンバーを集めてやる。チーム名は ”HangOvers”」と言い出した。
まさに、”二日酔い” を意味するチーム名まで用意している先輩のために、私たち後輩家族は動かざるを得なくなった(笑)
だけど、どうやってメンバーを募集する?
グランドはどうやって確保するんや?
そもそもその時、メンバーは2人(笑)。試合をするのに、最低でも15人必要なのに。
その頃ちょうど、ダンナが熱望して買ったクセに放置していたパソコンをインターネット接続した時で、私が遊び程度に使い始めていた。
(「about me」に書いてる頃の話)
手始めにネット検索すると、「草ラグビーチームの試合及びメンバー募集」のサイトを見つけた。
(なるほど、世の中、こんなことになってるんか)
それを知った私は、今考えたら笑えるようなホームページを何とか作って、そのサイトに、メンバー募集の掲載依頼をした。
すると、その草ラグビーサイトの運営者だった ”すっちー”から直接メールが来て、掲載OKの返事と共に、仕事の関係で大阪赴任が決まり、ラグビーチームを探していたので、メンバー入りしたいと書かれていた。
行動を起こして数日で、メンバーが3人になった。
すっちーのサイトに「HangOvers」のメンバー募集が掲載されると、すぐに ”たにやん” から「参加したい」と連絡が来た。
メンバーが4人になった。
ダンナの仕事関係の知り合いで、ラガーマンの ワンちゃんも加わり、2009年9月、あるグランドを借りて4人でラグビーをした(笑)
それが私たちの「ラグビークラブ」のスタート。
私たちが動き、形になってきた事で、うーやんも動きだした。
当時、「ラグビーマガジン」にチームメンバー募集のコーナーがあった。
うーやんがそこに応募すると、掲載後、一気に20名が参加すると連絡をくれたのだ
驚くようなスピードでラグビーチームが出来た。
世に中に、こんなにラグビーをしたい男がいたなんて(笑)
物事は、進み出すと凄い勢いになる
12月にはあるチームと初試合をするところまでこぎつけた。
私もデジカメで、月1の練習の写真を撮り、試合の写真を撮り、ホームページに掲載した。
チームカラーが決まり、初チームジャージも作った。
人が人を呼び、ネットからもどんどん参加者が相次ぎ、気がつけば40人超えのメンバーを持つチームになっていた。
月イチのラグビーを楽しむために、みんな休みを取って集まってくれた。
自分が楽しむのに罪悪感を感じないようにと家族ぐるみで参加OKにし、
アフター(食事&お酒)は必ず開催し、子どもも遊べるようにした。
春には花見、夏にはBBQ、12月は恒例の大忘年会。
そういえば、皆でキャンプにも行ったよなぁ~
楽しいことを、楽しいメンバーで楽しむ
それをモットーにしてやってきた。
転勤で抜けるひともいればその逆も。
いつしか来なくなる人もいたけど、いつ来てもウェルカムのチームに。
強制することなど何もない、しがらみのないチームに。
そうして積み上げてきた年月が、この12月で発足20年を迎えた。
20年と言うけれど、生まれた子どもが成人式を迎えるだけの月日だ。
今やハングの仲間は、家族同然。
私が山登りをしているのも、ハングの仲間だし、旅行を楽しんでいるのもそう。
夫と私が生んだ、3人目の子どもかも知れない。
夫婦のとって大切なもののひとつ。
いつまで続くかわからないけど、できる限りは続けたいなって思う。
そして終わる時は、終わるで良いと思ってる。
”今を楽しむ”
それが1番大切なこと。
メンバーのみんながいつまでも元気で、ラグビーとお酒を愛し続けられることを、心から願わずにはいられない。
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