民事訴訟について気持ちを書いています。
ご興味のある方はどうぞ読んでください。
以下、簡易内容です。
これまで話せなかったこと
1年前に父が搬送先の病院でたったの4日で亡くなりました。
搬送された日、病院から連絡がなかったため、私から電話連絡し、病状と治療方針について聞きたいと申し出ましたが、「対応できない。病院に来られても困る」と拒否されました。その後病院からの連絡も説明も一切ないまま、父親は2日後に病室で心肺停止で発見されるに至りました。
父死亡後も、入院から急変までの父の状況について説明をして欲しいと求めましたが、病院はそれを無視し続け、対応しなかったため、弁護士に依頼、カルテ開示をしました。すると、父が透析を受けていないことが判明。その上搬送された時も入院中も一度も医師の診察がなかったこと(医師カルテ記載ゼロ)がわかりました。その上、父は蘇生を拒否していたのに、病院側が患者家族に確認を怠ったため、急変の連絡で駆けつけた時には既に挿管され人工呼吸器をつけられていました。
説明を求めた私たちに約半年後、病院は説明会を開きましたが、そこで病院側はカルテ開示になった「透析記録」を出してきて、「透析はした」と主張しはじめました。私たちは、父が受けるべき維持透析を7、8日もしないで、なぜ9日に特殊な透析方法でしたのかについて医学的説明を求めましたが、返答なし。その後病院側は保険会社弁護士に案件を任せ、謝罪も説明もなく、200万円で示談交渉をしてきたので、決裂。
このたび訴訟提起し、裁判付きの記者クラブで会見しました。
ネットニュースになったので、400件ほど(思ってるより多い)コメントがついていますが、そりゃ酷いコメントもたくさんあります。記事をしっかり理解せず、【90才、透析患者、コロナ感染、5000万円の賠償】だけで、大往生だろ、90才で5千万?裁判する家族がバカ?なんてコメントもあったようですが、私が闘うのはコメントをした人たちではないのでスルーです。私としてはこの1年苦しみ、ここまでやりました。後は弁護士にお願いし、父の無念、母の無念、私たち家族の無念を晴らしていただくだけです。賠償金も弁護士の考えですから私たちの希望金額ではありません。
当事者になってはじめて、webニュースはそのすべてが書いてあるワケではないと知りましたし、関係ない人たちのコメントが当事者を傷つけるんだとわかりました。だけどそんなことは父がこの病院にされたことを思えば、たいしたことではないです。
同じような思いを被告病院からされた家族はいるでしょう。
示談でも民事裁判でも起こす方はほんとうに多大なお金と時間と精神的苦痛を強いられます。
それでもこの民事裁判をする価値はあると私は信じています。
もしも同じ思いをされた方、ご家族がいるのなら、私に連絡ください。
コメント待ってます♪
nagiさん、こんばんは。
やっとここまできましたね。nagiさんが、お父さんがコロナの濃厚接触者で入院になったという所から知っているだけに、今回の事は本当に長い時間がかかりましたね。
これからがまた大変だと思います。いろんな意見が飛び交うと思います。nagiさんを傷つける事も沢山あると思います。
でもnagiさんが病院相手に戦う強い思いを聞いた時から、私は最初から最後まで、nagiさんの味方です。そしてきっと味方は増えていくと信じてます。
風邪などひかれないよう、体調には十分気をつけてくださいね。
なんさん ありがとうございます。
示談が決裂、公にしたのでその思いをアメブロに記載することにしました。
最初から知ってくださっているなんさんのコメントは、グッと来ました
ありがとうございます。
ここまでも十分長かったですが、ここからはもっと長いんだと思います。
私が書いた記事でないものに、あらゆるコメントがつくと言う不思議なことになっていますが
その方々と私は闘うワケではありませんので、スルーします。
中には応援してくださる方もあると聞いていますが、それを見ようとすると、
ヘイトコメントも見ることになるので、スルーさせてもらってます。
頑張ります。
今後ともよろしくおねがいします。
医師です。曲がりなりにも一定の誠意とプライドを持って診療をしている身として、この病院の対応はありえないと感じ、腹が立ちます。
世の医療訴訟は、確かに行き過ぎなものが結構あるのですが(大野病院事件など)、あなたの場合は正しいと私は思います。医療訴訟は一般に患者側に不利ですが、自浄のためにも、正しい判断が下されることを望みます。
この件に関して、(私もですが)色々な方が色々なことをあなたに言うと思います。混乱するかもしれませんが、勝手ながら私の意見だけお伝えしたく。いつか心穏やかに過ごせるようになることを心よりお祈りしております。
通りすがり様
コメントありがとうございます。
私も医療人です。こんな病院が存在することが納得できず、父の死の無念を思う以上に、腹が立って仕方がないのです。
連続してミスを犯した(犯す事自体が問題だが)のに、まず誠意がない。
最初、被告病院は、自分たちのミスを認め、謝罪し、示談交渉してくると思っていました。
しかし被告病院は、父のケースをほぼ検証せず、2日遅れで形を変えた透析(CHDF透析)
をしたと主張するだけで、私たちが求める父の死の経緯を一切説明しないまま、
この案件を保険弁護士に任せて終わらせようとしました。
私は医誠会病院を一切許す気はありません。
とは言え、医療裁判は、思っているような裁判官の裁量が出ることは少ないです。
でも、その事実もお伝えしたいと思っています。
医療裁判、民事裁判を考える機会にしてもらいたい。そんな思いです。
今後ともよろしくお願い致します。
元医療従事者です
コロナにおける医療現場の患者への人権侵害は目に余る物がありました
医療は元々、現場で小さな事故が起きても身内同士で庇い合い、患者には専門用語で煙に巻くような「逃げ」を使う業界です
それぞれの現場で勿論差はあると思います
但し一般的な業種に比べ、極端に外部からの干渉を回避している業界なので、独善性が悪の領域に達すると、今回のような医療事故(事件)としか言えない事案が起きるのだと思います
病院の対応は余りにも不誠実です。
また事故を頻発させる医療者を適切に現場から離すことが出来ない業界体質も問題だと思ってます
心労があると思いますが、今回の裁判結果には注目しています
どうか体調を整えて、裁判を進めていただきますよう祈念します
勇気ある裁判を応援する者さま
励ましのコメント、ありがとうございます。
元コメディカルの方なので、よく理解していただけていると思います。
裁判は長期になると思われますし、もう私の手を離れ、弁護士にお任せするしかありませんが、
がんばりたいと思います。
なお、https://ameblo.jp/nagi-sora09/ こちらに訴訟については記載していくつもりですので、
読んでいただけるとうれしいです。
今後ともどうぞよろしくおねがいします。