HLUK *ハルク*

未分類
2003年/米

監督 :アン・リー

CAST:
エリック・バナ、ジェニファー・コネリー、
ジョシュ・ルーカス、ニック・ノルティ、サム・エリオット

<STORY>
ブルース(エリック・バナ)は、細胞の蘇生を研究する科学者。同僚で元恋人のベティ(ジェニファー・コネリー)と遺伝子実験を実行するが、些細なミスが大事故を引き起こしてしまう。致死量のガンマ放射線を浴びたはずのブルースは、無傷で生還するが、彼の中で何かが変わり始める。ブルースは、怒りをコントロールできなくなると強大なパワーですべてを破壊するハルクへと変身するのだった。ブルースに想いを寄せるベティだけは彼を信じ、なんとか救おうとするのだった。

<感想> 評価 ★3
1962年発表のアメリカンコミックの「ハルク」の実写映画版。
アメコミの映画化は最近の流行だがコミックが原作である限り(おもしろい/楽しい/すごい)と言う単純な娯楽映画を期待してしまう。しかし「ハルク」はモロにソレをはずしている。長い/暗い/重いの3重苦@
とにかくハルクに変身するまでが長い。怒りが彼を変えるのはわかるが、彼がハルクに変身するきっかけを作ってしまった父親は何をしたくて自分に実験を行い、末に息子の遺伝子を引き渡してしまったのかがわかりにくい。STORYで押してみせるのではなくてトラウマ・父子関係・父娘関係が中心のSTORY中心になってしまった。
主人公のエリック・バナは「トロイ」のトロイ王子ヘクトル役の方が何倍も良かった。また、映画の撮り方が変わっていて、スクリーンをコマ割りして見せるなど工夫を凝らしている。これはきっとコミックを意識しての編集ではないかと思うのだがそれが余計ウザくて不必要だと思った。CGは良く出来ていた。だからこそ最後まで見れたがコレでCGがお粗末だった間違いなく途中で見るのをやめただろうな・・・。

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