実話、史実、ドキュメント 映画評

THE AVIATOR *アビエーター*

投稿日:2009-02-01 更新日:

2005年/米

監督 :マーティン・スコセッシ

CAST:
レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ブランシェット、
ケイト・ベッキンセイル、ジョン・C・ライリー、ジュード・ロウ

ゴールデン・グローブ 作品賞+主演男優賞受賞

<STORY>
1930~40年代、ハリウッド黄金時代に銀幕と大空への夢に情熱を捧げた実在の人物“ハワード・ヒューズ”の物語。
ヒューズ(レオナルド・ディカプリオ)は20代で父親の莫大な遺産を継ぎそれを元手に映画業界に進出、「地獄の天使」を制作、が大ヒットさせ一躍ハリウッドの寵児になる。また、彼はハリウッド女優らと浮名を流すことでステータスを高めていった。一方航空業界にも進出。TWAを買収しパンナムと対抗するべく、航空機の開発に自らの会社ヒューズ・エアクラフト社を設立。自らが陣頭指揮にあたりデザインや設計を指示する。更に自らが操縦して開発にあたった飛行機H-1が当時の世界最速記録を樹立した。しかし、順風だったヒューズの生活にも徐々に翳りが見え始める。

<感想> 評価 ★3
ハワード・ヒューズ、彼を良く知る日本人少ないだろう。私も知らなかった。(※ハワード・ヒューズに関してはココへ)
巨額の遺産を18歳で手にし、莫大な金を使って夢を次々に実現して行くハワードの姿は狂気に満ち、傲慢の反面脆さも持っていた。そんな波乱に満ちた人生の実話の映画化。実話の映画化は淡々と進みがちだがこの映画はメリハリをつけて制作されていたと思う。多少間延びするところもあるが後半は前半と雰囲気が違う展開なので長時間映画であるが苦痛ではなかった。飛行機に詳しい人ならまた違った楽しみもあるかも知れない。
私はディカプリオが好きで彼の作品の8割見ている。「ロミオ+ジュリエット」のロミオに恋をし、「タイタニック」で完璧にハマった。レオはどの役柄も迫力があるし、神経を荒廃させていく役どころなどは素晴らしい。レオの声音が好きだ。しかしレオ贔屓でも思う・・・ベビーフェイスが損してると。この映画でも妻役のケイト・ブランシェットの演技と存在感に飲まれてはないが、どこか不自然な印象が残るのはベビーフェイスのせいで役柄の年齢不詳感ではないだろうか。30代後半の彼は今でも20代後半の役柄がしっくりきてしまう。これが彼も苦しむところの「タイタニック」の後遺症だろうか。
惜しくもアカデミー賞主演男優賞は逃したが、ゴールデンブローブ賞で主演男優賞を手にしている。

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