アクション(ギャング・バイオレンス・戦争) 映画評

EASTERN PROMISES  *イースタン・プロミス*

投稿日:2009-02-02 更新日:

2007年/英・カナダ  R-18

監督 :デヴィッド・クローネンバーグ

CAST:
ヴィゴ・モーテンセン、ナオミ・ワッツ、
ヴァンサン・カッセル、アーミン・ミューラー=スタール

<STORY>
ロンドンのある病院に、身元不明のロシア人少女が運び込まれる。少女は子どもを身ごもっており、出産ののちに息を引き取ってしまう。ロシア系英国人である助産師のアンナは、少女の身元を捜そうとするが、手がかりは彼女の残したロシア語で書かれた日記のみ。日記に挟まれていた店のカードを頼りに、ロシア料理店のオーナーに話を聞くアンナだったが、オーナーは自分が日記を翻訳しようと申し出る。同じ頃、日記を目にしたアンナの叔父は、その内容が裏社会の秘密に通じている事から、日記を他人に見せるなと警告する。
実はロシア料理店のオーナーは、悪名高いマフィア「法の泥棒」のボスであった。

<感想> 評価 ★3.5
予備知識ゼロ。ヴィゴ・モーテンセン目当てで鑑賞したため、古いフィルムを思わせるようなグレーがかった映像に、どの年代を舞台にした映画なのだろ?と思ったけれど、どうやら現代(?)らしい。
ロンドンでは今もロシアマフィアがこのように蔓延っているのだろうか?

さて、本作。
ヴィゴ・モーテンセンから放たれる匂い立つような男の色香。彼の圧倒的な存在感が全てと言って良い作品じゃないでしょうか?
過去の何かを背負っているのか、冷酷なのか深い優しさがあるのかとにかく謎の雰囲気に包まれたニコライがこの映画のベースを作り、展開をさせ、意外な事実も見せていきます。
ロシア系マフィアなので、イタリア・アメリカのマフィアとは違う雰囲気が出ているのもアイルランド系のヴィゴが演じているからでしょう。
硬派で非道なニコライ(ヴィゴ)と対比させているのが、ボスの息子:キリル役のヴァンサン・カッセル。「ドーベルマン」のようなスタイリッシュな役をさせてもカッコいいけど、頼りないバカ息子をさせてもいい味を出しています。アホ過ぎて情けないのに憎めない何かを持っているキリル役は、ロシア人に見えなくてもV.カッセルで成功でしょう。
話題になったヴィゴのフルヌードシーンも地味なのに、圧倒的なシーン過ぎて深く味わえず(爆)
R-18指定が理解できます。

とにかくこの映画は「ロンドンのロシアマフィアの世界」と言う程度の知識でぜひ観るべきです。
と言うのも、終盤に明かされる「実は・・」を知って観るのと、知らずに観るのとでは全く印象が変わるからです。

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