ミステリー、サスペンス、ホラー 映画評

ZODIAC *ゾディアック 特別版*

投稿日:2007-02-08 更新日:

2006年/米

監督 :デヴィッド・フィンチャー

CAST:
ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ
ロバート・ダウニー・Jr.、
アンソニー・エドワーズ

<STORY>
1969年、ドライブ中のカップルが襲撃され、女性は死亡、男性も重症を負う事件が起こった。その1ヵ月後、新聞社に事件の犯人と思しき人物、後に“ゾディアック”と名乗る男から犯行を告白する手紙と暗号文が届けられる。告白文には「暗号文を新聞に載せないと大量殺人を決行する」という内容。暗号は新聞に掲載され、新聞記者のエイブリーや風刺漫画家のグレイスミスは“ゾディアック”の謎解きに並々ならぬ関心を見せていく…。

<感想> 評価 ★3.5
1969年に起こった現実の事件「ゾディアック事件」の映画化。
現実にあった事件、つまり事実を映画化しているため、演出された展開はない。逆に現実である分、意表をつく展開があったりするが、謎の部分が気持ちよく解決されなかったり、最後に決着がつかない面もありスッキリ感は薄い。(結局、この事件はいまだに未解決事件だし)
しかし、38年も前にアメリカ社会を巻き込む劇場型犯罪が起こったこと、「ゾディアック」を追うことで人生を狂わされていく4人の男の運命、犯人をほとんど追いつめておきながら決め手に欠き逮捕に至らなかった事実などゾディアックについてたっぷり2時間半で見せてくれる。サスペンス風に作ってはあるけれど、あくまでも時系列に並べるなど現実に忠実な作りなので多少の中だるみはあるし、淡々と進むシーンはあるものの、ラストの方は集めた情報が犯人に繋がっていく疾走感があり最後まで興味を持って見ることが出来た。
「ゾディアック事件」を私は知らずに見たが、知らなくても楽しめた作品である。事件を知っている人が見たら、また違う感想を得るかも知れないが。

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