1995年/仏 監督:ジル・ミモーニ CAST: ヴァンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ、ロマーヌ・ポーランジェ |
<STORY>
商社マンとして成功し、ニューヨークで知り合った美しい婚約者もいて幸福の絶頂期を満喫していたマックス。そんな時、彼はパリのカフェの公衆電話でかつて熱愛の果てに失恋したリザの声を聞く。彼は街に消えてしまった彼女の影を追ううちに豪華なアパートメントに入り込んでいた……。
<感想> 評価 ★3.5
ハリウッド・リメイク版の「ホワイト・ライズ」を先に見て、ヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチ主演のオリジナル版を観たいと思っていたのでDVD化を待って鑑賞。
観てみると、リメイク版が細部までオリジナルに忠実に作られていたのが良くわかる。また2時間弱の作品なのに、Storyを知っていても、ハラハラ・やきもきさせられるのは脚本がいいからだろう。
ただし、ラストはハリウッド版と仏版の展開が全然違うところが興味深い。
以下、ネタバレあり
ハリウッド版のラストが甘かったのに比べ、仏版は人の奥に潜む怖さを感じる終わり方。
簡単に言うと、ハリウッド版は「ミステリーティストのラブストーリー」で、仏版は「ラブストーリーを絡めたミステリー」と言う感じ。
どちらを好むかは人それぞれかも?私は甘いラストも良かったけど、「アパートメント」のラストの方が好き。
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