私は安倍政権を信頼できない

安倍政権の政策にことごとく納得できない。

2020年4月7日。
政府は、「緊急事態宣言」を発令した。
遅かったぐらいだが、あの時、人々の動きを制限しなかったら、確実に医療崩壊に至っただろう。
効果は薄かったと言う専門家がいるが、私はそうは思わない。
病院は、厚生省から指示されるガイドラインに沿って手探りで感染対策をはじめたところだったから、それが整う前に、感染者が増え続けるのは、医療崩壊になりかねなかった。

しかし残念なことに封じ込め、終息とはならなかったところが、”COVID-19”の怖さでもある。
ほんと感染力たるや世界を揺るがしてるのだから。
そして現在ー。

政府は1度決めたら、それに合わない状況でも実行する。
専門家会議の意味があるのか？
（”アベノマスク”の再配布はさすがに断念したらしいが）

沖縄に再び感染者が出たのも、八丈島、岩手に出たのも、「GO TOキャンペーン」のせいだ。
旅行がダメだとは言わないが、ナゼに金まで出して政府は推奨するのが今なのか？
医療体制も手薄な離島での感染者が出る。
そうなることを想定できなかったのか？
そこまでして旅行者を受け入れる意味って何？

政府が主導するには限界があると思う。
都道府県知事に権限を与えるべき。

もうひとつ思うのは、こんな対策、こんな政治で来年オリンピックできると思いますか？と言いたい。
本気でする気なら、日本国内のコロナウィルスの封じ込め、もしくは感染対策の強化が必要なんじゃないの？
もっと安価で簡単にPCR検査を皆は受けられる環境を整えるのに投資するべき。

緊急事態宣言はもうするべきじゃないと思うが、できる限りのリモートワークを会社は推奨するべきだし、人々の動きもできる限り、近郊移動に限定するべき。
感染者が拡大傾向の時は、少々の自粛。
減れば、活発に。
ON/OFFを切り替えるように生活するしかない。
増える一方の状況下で「GO TO」を実行したのは、完全に間違いだったと思う。

とにかく初冬までに、5月、6月の国内状況にしておかないと、大変な冬を迎えることになりそう。