昨日、東京の感染者は144名、大阪の感染者は43名と発表されました。
しかし実際、PCR検査を希望しても、症状を訴えても(微熱、味覚・嗅覚障害など)即座にPCR検査を受けることができない現状は変わっていません。
「PCR検査、やってくれたらエエやん!」
みな、そう言うでしょう。
私もそう思っていましたが、現状は、各病院で独自にPCR検査ができる状況じゃありません。
大学病院ですら外注検査が実情なのです。
あるCOVID-19の報告例(25才男性)
Date | 症状 | 行動、考え | 保健所、病院の対応 |
3/15(日) | 30人ほどのイベントに参加 | ||
19(木) | 夕刻から 38度代の熱、 強い倦怠感、 激しい頭痛 | 明日から3連休。 コロナ感染も軽視されていた時期だった 医療機関が休診だったため自宅待機 | |
20~22 | 激しい頭痛 食欲減退 強い倦怠感 咽頭痛 | ||
23(月) | 38~39度の熱 強い倦怠感 咽頭痛 食欲不振 | 保健所に電話相談 ※本人コロナ感染を疑いPCR検査を希望 | 自宅で様子観察と指示 PCR検査対象外と言われる |
24(火) | 熱は37度代 味覚、嗅覚異常 | ||
25(水) | 上記症状継続 | 再び保健所に電話、 受診可能な病院を紹介して欲しいと頼む | 紹介病院で診察を受ける。 インフルエンザ治療薬(ソフルーザ)処方のみ PCR検査を希望するが対象外と言われる |
27(金) | 症状継続 | 受診病院に電話。 症状改善ないと報告 強くPCR検査を希望 | PCR検査実施 症状安定のため自宅待機指示 |
28(土) | 症状継続 | PCR検査陽性の報告 体調はやや回復を感じる | |
31(月) | 症状改善、回復傾向 | 病院に電話し状態報告。 今後の外出、仕事復帰時期を聞く | 基準が曖昧だとされ 明確な解答なし |
この例から
- PCR検査は実際、ほとんど行われていない
- 保健所、病院共に検査可能な体制にないのが事実
- 発表の感染者数の5~10倍は感染者がいると思われる
- 入院せず自宅待機の患者の待機解除の基準がない
以上のことがわかります。
大阪には、「大阪府新型コロナウィルス対策本部」が参画しました。
症状を感じて不安な方は、保健所よりもコチラに連絡する方はベターだと思います。
大阪府在住の方の相談もページに載ってます
新型コロナウイルス感染症について
お知らせ 新型コロナウイルス感染症は「5類感染症」に位置づけが変更されました【令和5年5月8日】 新型コロナウイルス感染症は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」において「新型インフルエンザ等感染症」として位置づけら....
ワクチン、治療薬がない現在、国民の7割が感染して免疫を得るか、ワクチン及び治療薬が発売されるまで耐えるしかないと思います。
そう言う意味で、5/6に緊急事態宣言が解除されたあと、人々が解放され、日常生活を送り出した10日~2週間後、
三度の爆発感染者を生む危険を孕んでいる気がしてなりません。
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