「JCSジャポネスクvr.」全国公演を観る

劇団四季
劇団四季観劇記

20090504_688809 約1年ぶりのJCS全国公演を観てきました!
JCSの全国公演が決まった時から
(何があっても絶対に行く!)と。
本当は3カ所行きたかったところをグッ・・・っとガマン。
尼崎アルカイックホールで観てきました。
キャストは予想どおり。
このところほぼこのメインメンバーで全国公演をされているようです。

《キャスト》
ジ-ザス・クライスト/金田俊秀
イスカリオテのユダ/金森勝
マグダラのマリア/高木美果
カヤパ(大司教)/金本和起
アンナス(カヤパの義父)/吉賀陶馬ワイス
シモン(使徒)/本城裕二
ペテロ(使徒)/賀山祐介
ピラト(ローマの総督)/青井緑平
ヘロデ王/星野光一

京都公演と比べ、舞台装置が簡素化されていましたが、
いつ観ても、どんなキャストでも変わらないレベルで舞台を見せてくれるので
いつも感動するし、元気をもらえます。
前回と大きく違うのは、ジーザスが柳瀬さんから金田俊秀さんに変更された点。
柳瀬大輔さんは、神の領域か?ぐらいの完成度で柳瀬ジーザスを演じられていたんで
次に続く金田俊秀さんのジーザスには期待よりも不安の方が大きかったけれど、
今日観たジーザスは新たな金田ジーザスになっていました。
高音部分はやはりもう一歩な感があるけれど、
逆に低い音程がしっかりしていて聞きやすく、安定感のある声音でした。
1番の見せどころ「ゲッセマネの園」の独唱、サビの
「見てくれ 私の死にざまーーーーーーーーー!!!!!」の部分。
とてもキレイに長く伸び、拍手を送りたくなるほどのすばらしさでした。
端正な顔立ちはジーザスの素材十分。
私の中で金田ジーザスはあり!です。

そして、私のお目当て金森勝さん(キム・スンラさん)。
1年前に彼のユダを観てから、すっかりスンラさんの歌声に恋をした私。
1年ぶりの金森ユダはしっかりと彼のユダになっていました。
相変わらず情熱的なユダで切ないぐらい。
本気でロック。
シャウトする金森ユダにマジぼれ。
幕開け早々のジーザスに熱い想いを歌い上げるシーンでは
声が出きらない、かすれている、伸びない感じがあり
本調子じゃないとは思ったけれど、舞台が進むにつれ、
不安を感じさせない情熱的なユダに。
シャウト 金森ユダ 最高

1つ気になったのは司祭のひとり。たぶん手島さんの歌声。
音程がハズレてるワケでもないんですけど、
他の司祭と声音が違うんで、一体感がない気がして違和感を感じました。
コレは私の意見だけど。
楽しみに楽しみにしてチケットを取って3ヶ月・・・
もう終わってしまいました。
金森さん、今度いつ観れるんだろ・・・
恋心は募ります。

全体的に若手中心のメンバーで情熱的なJCSだった印象です。
これからの四季は彼らが活躍して行くんでしょうね。

コメント待ってます♪