そうだ、京都へ行こう!永観堂

京都へいこう
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南禅寺を出て、創立140年の歴史を誇る東山中学・高校の前を通り過ぎると右手に「永観堂幼稚園」の表札が。
南禅寺から徒歩5分程度で通称名「永観堂」と呼ばれている禅林寺に着きます。

20130321_173165[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 浄土宗西山禅林寺派 総本山 

  永観堂 禅林寺 

Add : 〒606-8445 京都市左京区永観堂町48
TEL : 075-761-0007
OPEN : 9:00~17:00

 

「もみじの永観堂」として有名なお寺です。
よって、紅葉の時期は多くの観光客で「釈迦堂」「阿弥陀堂」の拝観もかなり待つと聞きます。
しかし!「永観堂」に来たら、絶対に「みかえり阿弥陀」さまは絶対に見てください
これを見ずして永観堂は語れないと私は思ってます

今日は桜には早い時期でゆっくり拝観できました

基礎知識から
創建は平安時代の初期。弘法大師の弟子・真紹が建立されました。 その後、浄土宗西山禅林寺派の総本山として、平安末から鎌倉期に栄えたそうです。
本尊の阿弥陀如来立像は、首を左へ見返っている姿が珍しいことで知られ、 「みかえり阿弥陀」と呼ばれています。このお寺の名前は「禅林寺」ですが、をナゼ「永観堂」と呼ぶのかですが、当時の僧侶、永観律師の名前から来ています。永観は、貧民の食事の世話や病を癒やすなど救済に力を入れられた僧侶だそうです。

20130321_173272[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]まずは「釈迦堂」の中へ・・・
拝観のすべての入り口がココです。
朱印帳を預けて、拝観スタート

 

 

 

 

「火除け阿弥陀」は撮影がにより画像はありませんが、瑞紫殿の本尊です。
禅林寺開山の真紹僧都が安置した5体の仏像の一つで、他の4体は応仁の乱で焼失してしまったそうですが、この像だけ奇跡的に焼け残ったため「火除けの阿弥陀」と称されて尊ばれているそうです。

20130321_173161[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 方丈の庭園 

 

 

20130321_173160[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 「悲田梅(ひでんばい)」

永観律師が境内の梅の木に実がなるのを待ちかねて貧しい病人に施したそうです。
かつてこの周りは梅林だったそうですが、今やこの1本もだけ。

 

 

 

 

20130321_173159ちょうど梅の時期。
キレイで可愛い梅の花を見ることができました
千年の時を越えてまだ咲き続けていることになるんでしょうね~

 

 

20130321_173155[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 「水琴窟(すいきんくつ)」

竹の隙間からゆっくり水を流し落とすと水瓶の中から琴音のように聞こえます
日本情緒ですね

 

 

20130321_173157[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]「臥龍廊(がりゅうろう)」 

山の斜面に添って巧みの木を組み合わせて作られた廊下です。
釘を1本も使用せずに造られているそうです
起伏が激しい斜面をずっと廊下が続いていて、龍の体の中を歩いている気分になるところから
つけられた名前なんでしょうね。

 

20130321_173305[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]そして最後に拝観できる「阿弥陀堂」


こちらにずっと見たかった「みかえり阿弥陀」がおられます

永観が50歳の時、夜を徹して歩き念仏の行道をしていたところに阿弥陀如来が須弥壇から下りてきて永観と一緒に行道を始められました。驚いた永観が足を止めると阿弥陀如来が振り向いて「永観遅し」と永観に声をかけて導いたそうです。それ以来、阿弥陀如来は首の向きが元に戻らずそのままの姿で安置されているといわれ、顔を左側(向かって右)に向けたとても珍しく、美しい阿弥陀如来がおられます。一見の価値ありです。

20130321_173164[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]みかえり阿弥陀   パンプレットより

とても美しく、柔らかな阿弥陀さまに見とれてしまいました。
正面から、右側、左側と拝見できるようになっていますので、比較的間近でお顔を見られます
他に永観堂にはいくつかの不思議があるそうです。
狩野探幽作の雀が描かれた襖絵。
最初10羽いた雀が1羽消えて9羽になっているそうで、襖絵には「抜け雀」と表記されていました。

三鈷の松は、葉先が3つに分かれている珍しい松だそうです。「三鈷」は、「智慧」「慈悲」「真心」を表し、この松の葉を持っていると3つの福を授かるといわれるとか。

 

20130321_173158[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]「多宝塔」

二重塔です。
秋には真っ赤な紅葉で埋め尽くされるそうです。

 

 

 

20130321_173156[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]「御朱印」 

観光シーズンをはずすとゆっくり観光できるところが良いところですね。
紅葉の永観堂も見てみたいけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント待ってます♪

  1. 好名観 より:

    みかえり・・・
    美しい・・・?
    あかんわ~やっぱり趣味あわんなあ
    私にしたら笑えてしゃ~ない
    寝違え阿弥陀みたいやん
    バチあたり!!

  2. nagi より:

    好名観さん
    あらら・・・合わないのは毎度の事やけど(笑)仏像のことちょこっとかじった事もあってバランスとしてキレイな阿弥陀さまなんやけどねー。
    本当に仏像を見るなら奈良なんですけどねー。