2002年/メキシコ 監督 :カルロス・カレラ CAST: ガエル・ガルシア・ベルナル、アナ・クラウディア・タランコン サンチョ・グラシア、ダミアン・アルカザール |
<STORY>
メキシコ・アルダマ地方。ここに将来を嘱望された若きエリート神父アマロが赴任してくる。彼はそこで、ベニト神父の手伝いをしながら、素晴らしい神父になるための様々なことを学んでいくはずだった。しかし、アマロはベニト神父の秘密を知りショックを受ける。ところが、そんな彼も美しく信仰心に篤い16歳の少女アメリアと親しくなるうち、自らの心の中に許されぬ感情が芽生えていることに気づくのだった。やがて2人は一線を越え、肉欲の世界に溺れていく。しかし一方で、アマロは聖職者としての野望も捨てきることができず、決断を迫られるのだった…。
<感想> 評価 ★3
ガエルファンの私としては押さえておきたい作品だったので鑑賞。
本作は1875年エッサ・デ・ケイロスが発表した同名小説を基に制作された作品と言う。
カトリック教徒でない私が見てもセンセーショナルだと思うのだから、敬虔な信者らが上映禁止運動を起こした理由がわかる。
日本人は無信仰に近い人が多いので一応知識としてコメントすると、キリストを神とする宗教は大きく分けてカトリックとプロテスタントがあり、カトリック神父は一生独身でなければならないとされています。
なので、カトリック神父のアマロがアメリアにしたことがどれだけの冒涜であるかがわかると言うものです。
しかし、神聖な場所はいわゆる麻薬組織や過激派などと関わり合いを持ち腐ってることも多くあり・・・・そんな背景を見せながらアマロの苦悩を見せて行きます。
想像できる展開ではあるもの、ラストのアマロは圧巻。
ガエルファンの私はこんなガエルも好き。
しかし、監督のカルロス・カレラ、ガエルくん・・・宗派はナニなんでしょうか?気になりました。
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